アジアリーグアイスホッケー

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アジアリーグアイスホッケー日本中華人民共和国大韓民国ロシア連邦(極東地域)の4カ国のアイスホッケー連盟が参加して行うクラブチームの国際リーグ戦である。

試合

アジアリーグは一試合あたり20分×3ピリオドで二チームが対戦する。ピリオド間のインターバルは15である[1]。テレビ放送契約を行っているチームもあるが、NHLのようにTVタイムアウトはない。60分の試合終了時点で得点の多いチームが勝ちである。この時点で引き分けの場合、さらに5分の延長戦を行う。延長戦はゴールキーパー以外で各チーム4人のプレイヤーがプレーできる。延長戦が終わっても引き分けの場合は、各チーム3人ずつでシュートアウトを、チームのゴール数に決着が着くまで行う[2]。2008–09シーズン以前はシュートアウトは行わず、この段階で引き分けとしていた。プレーオフでは、シュートアウトを行わず、どちらかのチームが先制した時点で終了の20分の延長戦を繰り返し行う。

外国籍選手枠

アジアリーグはアジア地域のホッケー振興のために行われる。チームのレベルが拮抗してチームが競い合い向上するよう、アジア以外からの外国人の加入はリーグ規定で定める少人数に限られる。この枠で優秀な選手を獲得すれば、よりリーグのレベルが高まり参加選手のスキル向上にもつながる。中国がもっとも多くの外国人枠を使うことができ、日本は一番少ない[3]。特にチャイナドラゴンサンノゼ・シャークスとスポンサー契約を結んでおり、かつて存在したノルディック・バイキングスとともにスウェーデン人選手を中心に受け入れていた。

NHL出身の選手は、グレッグ・パークス (en), エサ・ティッカネン (en), クリス・リンドバーグ (en), タービス・ハンセン (en), ショーン・ポディーン (en), ジェイソン・ポドーラン (en), デレク・プラント (en), スティーブ・マッケンナ (en), ジャロット・スカルディー (en), ジョエル・パーピック (en), タイソン・ナッシュ (en), ジェイミー・マクレナン (en), シェーン・エンディコット (en), ウェイド・ フラハティ (en), ケリー・フェアチャイルド (en), ブラッド・ティリー (en), リカルド・パーソン (en), ブライアン・ヤング (en), クロード・ルミュー (en), ブラッド・ファスト (en), リック・ジャックマン (en) そしてコール・ジャレット (en)などがいる。

シーズン

アジアリーグのシーズンは三つに分けることができる。晩夏から初秋にかけてトレーニングキャンプとプレシーズン試合を行う。次に数ヶ月間のレギュラーシーズンが始まる。これはシーズンごとのスケジュールによって日程が異なる。最後にレギュラーシーズンの成績上位のチームがポストシーズンのプレーオフに進むことができる。プレーオフは勝ち抜きトーナメント戦で、各ラウンドを"規定勝ち数先取(いわゆる番勝負)"方式で決着を着ける。最後まで勝ち残ったチームがそのシーズンの優勝となる。

レギュラーシーズンはアジアリーグが開催されるほとんど毎シーズン変更される。最初のフルシーズンは各チームが他の全チームと6回あたる直近二回のシーズンを反映している。チーム数が年度ごとに変わっていたため、最初の二、三年はアンバランスであったスケジュールを毎年調整してきた。現在のスケジュールでは、全てのチームは三試合ずつ交代で相手チームや自分たちのチームのホームリンク回りながら試合を行う。移動回数を最小化するために、別の国で試合があるときは二週間滞在して、滞在国のチームと連続でアウェイを闘うが、中国がホームのチームは1つのみのため中国への遠征は各チーム一週間となる。日本での試合の場合、クレインズとイーグルスはホームリンクが近いため、アウェイのチームはこれらのチームと連続して闘い、次にブレイズとバックスとの試合が順に回ってくる[4]

レギュラーリーグの順位は勝ち点によって決められる。規定時間60分で勝ったチームは勝ち点3を得ることができる。その時点で引き分けの場合は両チームに勝ち点1が与えられ、延長やシュートアウトで勝ったチームには追加の勝ち点が与えられるが、負けても減点はない[2]

レギュラーシーズンが終わった時点で最も勝ち点の多いチームがレギュラーシーズンの優勝となる。レギュラーシーズンとポストシーズン(プレーオフ)の間にはこれまでは数週間の試合中断期間が取られてきた。レギュラーシーズンと同じく、プレーオフの方式も年度ごとに変わってきた。詳細は#年度ごとの大会を参照のこと。レギュラーシーズンが終わるとプレーオフのスケジュールが策定される。プレーオフの各ラウンドで、レギュラーシーズンの上位チームはホームリンクでの試合が多くなる利点を受けることができる[2]

表彰

ファイル:Asialeagueicehockeytrophy.JPG
優勝チームには優勝トロフィーと金メダルが送られる。

アジアリーグではシーズンごとに優勝トロフィーの他に幾つかの表彰を行っている。2008–09シーズン以前はプレーオフ後に表彰が行われていたが、それ以降ではレギュラーシーズンとプレーオフの間の期間に表彰が行われる。表彰内容は最優秀選手、新人王、ベストゴーリー、ベストオフェンシブDF、ベストディフェンシブDF、ベストオフェンシブFW、ベストディフェンシブFW、ベストプレーメイキング、ベストホッケータウン、それにポイントランキングの最多得点、最多アシスト、最多ポイント、および優秀セーブ率GKの賞がある。ベストホッケータウン賞以外の賞は組織または個人がスポンサーである[5]

チーム

アジアリーグ発足初期には12チームに拡大することが構想されていた[6]が、いくつかのチームは財政難のために実現できなかった。2010–11シーズン時は7チーム(日本4チーム、韓国2チーム、中国1チーム)である。

歴代優勝チーム

シーズン チーム
2003–04 日本製紙クレインズ
2004–05 コクド
2005–06 コクド
2006–07 日本製紙クレインズ
2007–08 王子製紙
2008–09 日本製紙クレインズ
2009–10 アニャンハルラ
2010–11 東北フリーブレイズ
アニャンハルラ
2011–12 王子イーグルス
2012–13 東北フリーブレイズ
2013–14 日本製紙クレインズ

年度ごとの大会

2003-2004年度シーズン(第1回)

大会は2003-2004年シーズンからスタート。この年度のみ日本は日本アイスホッケーリーグとの並行開催(実際は日本リーグ前期と後期の間に開催された)という形を取った。

参加チーム
試合方式
  • 原則としてホーム・アンド・アウェー2回ずつの4回戦総当り方式でリーグ戦を実施。
  • 順位の決め方
    • 規定の60分で勝った場合に勝ち点2点、同点の場合は第3ピリオド終了後すぐにVゴール(サドンビクトリー)延長方式を5分間行い、そこで勝ったチームには2点。Vゴール負けのチーム、並びに引分けの場合は双方にそれぞれ1点を与える。その際、フィールドプレーヤーは4人:4人になる。
    • 順位は勝ち点の多い順番に決定。なお同勝ち点の場合は勝ち星の多いチーム→当該チーム間の対戦勝ち点→同対戦勝敗成績→同得失点差→同総得点→全試合に於ける得失点差→同総得点→抽選で順位を決定。
結果

日本製紙クレインズが初代チャンピオンに輝いた。

まだ日本リーグが開催されていたことから、日本の各チームからは日本リーグより格下の位置付けがなされており、主力選手が温存され、日本リーグの出場機会に恵まれない中堅選手の出場が多かった。

順位 レギュラーリーグ
1 日本製紙クレインズ
2 コクド
3 ハルラウィニア
4 王子製紙
5 HC日光アイスバックス

2004-2005年度シーズン(第2回)

第2回の2004-2005年シーズン以後は、日本リーグが休止されアジアリーグに一本化。リーグ戦も9月から翌年3月の半年間の長期戦として一新された。

開催期間
  • レギュラーリーグが2004年9月25日~2005年3月6日、プレーオフが2005年3月12日~2005年3月29日。
参加チーム
試合方式
  • レギュラー(予選)リーグ:8チームで各6回総当たり(1チーム42試合)を行う。
  • プレーオフ(決勝トーナメント):レギュラーリーグ1位と4位、2位と3位がセミファイナルで対戦(5試合3戦先勝方式)、勝者がファイナルで対戦し(5試合3戦先勝方式)リーグチャンピオンを決定する。
  • 順位の決め方
    1. 予選リーグは規定の60分で勝った場合に勝ち点3点、同点の場合は第3ピリオド終了後すぐにVゴール(サドンビクトリー)延長方式を5分間行い、そこで勝ったチームには2点。Vゴール負けのチーム、並びに引分けの場合は双方にそれぞれ1点を与える。その際、フィールドプレーヤーは4人:4人になる。
    2. 決勝トーナメント 引分けなしの完全決着で、レギュラー3ピリオド終了時同点の場合、15分間の製氷作業によるインターバルの後、Vゴール延長方式1ピリオド20分間を勝敗が決するまで繰り返し行う。
      準決勝で敗れたチームは予選リーグの成績を基に3・4位の順位を決定。決勝戦は5戦3勝制で勝ったチームが優勝、負けたチームが2位(準優勝)となる。
結果
  • セミファイナルはクレインズ対王子製紙、コクド対ゴールデンアムールとなり、クレインズとコクドがファイナル進出。
  • プレーオフの結果、コクドが優勝した。
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 日本製紙クレインズ コクド
2 コクド 日本製紙クレインズ
3 ゴールデンアムール 王子製紙
ゴールデンアムール
4 王子製紙
5 アニャンハルラウィニア
6 日光アイスバックス
7 ハルビン
8 チチハル

2005-2006年度シーズン(第3回)

参加チーム
  • 2005年6月6日、昨シーズンよりアジアリーグに参加していたロシアのゴールデンアムールが、親会社の業績不振で参加しない事を表明した。同日にあわせて韓国・春川に本拠地を置く「カンウォンランド」が参加する予定と発表された。同年6月23日、カンウォンランドは戦力的に他のチームより劣る事や選手補強の目処が立たないことから今シーズンの参加を一旦は見送る事となったが、7月21日、中国・北京に本拠地を置き北欧国籍の若手選手を中心とした「ノルディック・バイキングス」と共に新規参入が認められ、2005-2006シーズンは昨シーズンより1チーム多い9チームとなった。
  • 日光アイスバックスは2005年1月11日、現在の栃木県日光市に加えて兵庫県神戸市を新たに本拠地とするダブルフランチャイズ制を採用、7月1日よりチーム名を日光アイスバックスから「日光神戸アイスバックス」と改めた。関西を本拠地とするチームはアイスホッケー・日本のアイスホッケー事情の項で述べた福徳相互銀行以来、33年ぶりの復活となった。
  • アニャンハルラウィニアから「アニャンハルラ」へ改称
外国籍選手枠

また、外国籍選手の枠について、昨年度の成績を元に大幅に見直しとなった。

  • 中国2チーム(ハルビン、チチハル)は3人から5人へ(2人増)
  • 韓国のアニャンハルラは3人から4人へ(1人増)
  • 日本の日光神戸アイスバックスは1人から2人へ(1人増)
  • その他の日本の3チーム(コクド、日本製紙クレインズ、王子製紙)は従来通り1人
  • 日系外国籍選手の扱いはこれまでどおり外国籍選手枠には含まれない。
  • 日本、韓国、中国国籍の選手は、自国以外の加盟チームに移籍した場合、外国籍選手枠には含まない(新規)
    • 例、日本国籍の選手が中国のチチハルでプレーする場合、外国籍選手枠には含まれない。
試合方式
  • 予選リーグ 9チームの4回総当り32試合+グループゲーム6試合の38試合とする。

グループゲームとは、2005-2006年度シーズンから初めて試みる試合方式で、参加各国のアイスホッケーファン確保と、ホームタウンの充実、より力の拮抗した試合を行う目的で各国のチームそれぞれに6試合ずつを割り当てる。

チーム名 全チームの共通試合 グループゲーム対象試合
日本国内の4チーム 通常の9チーム4回総当り 日本国内4チーム同士による2回総当り
韓国の2チーム 韓国2チームの直接対決5試合+ノルディック・バイキングスとの1試合
中国(ノルディック・バイキングスを除く2チーム) ノルディック・バイキングスを除く2チームの直接対決2試合+ノルディック・バイキングスを含めた中国3チーム同士の間で2回総当り
ノルディック・バイキングス 中国3チーム同士の間での2回総当り+韓国の2チームとの1試合ずつ
  • 決勝トーナメント 予選リーグ第6位までのチームが進出。その内1位と2位は自動的に準決勝にコマを進める。全て5戦3勝制。準決勝まではステップラダー形式で行う。
    • 1回戦は(A)予選3位vs6位、同じく(B)4位vs5位。
    • 準決勝は予選1位vs(A)の試合の勝者、予選2位vs(B)の試合の勝者。
    • 決勝戦は準決勝勝ち上がりチーム同士で行われる。
  • 勝ち点、Vゴール延長戦、決勝トーナメントなどの仕組みは第2回に同じ。
結果
  • コクドが二年連続の優勝。
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 日本製紙クレインズ コクド
2 アニャンハルラ 日本製紙クレインズ
3 コクド アニャンハルラ
王子製紙
4 王子製紙
5 ノルディック・バイキングス ノルディック・バイキングス
日光神戸アイスバックス
6 日光神戸アイスバックス
7 カンウォンランド
8 ハルビン
9 チチハル

2006-2007年度シーズン(第4回)

参加チーム
外国籍選手枠
  • 外国人枠は、日本の4チーム(アイスバックスのみ2名、他各1名)と、韓国のアニャンハルラと中国の2チーム(各5人)は変わりないが、韓国のカンウォンランドが新たに4人の外国人枠を設ける。また前年同様参加3カ国内の国籍を持つ選手に関しては外国人枠としては扱わない。
  • また日系人選手で日本製紙に属するダーシ・ミタニと王子製紙に属するバート・ヘンダーソンについては将来的に日本国籍への帰化を予定していることから日本人選手と同等の扱い(外国籍扱いをしない)とする。
試合方式
  • 予選リーグは8チームの4回戦総当り(28試合)+グループリーグ6試合ずつの34試合で行う。
チーム名 全チームの共通試合 グループゲーム対象試合
日本国内の4チーム 通常の8チーム4回総当り 日本国内4チーム同士による2回総当り
韓国・中国の4チーム 韓国・中国の4チーム同士による2回総当り
  • 決勝トーナメントについては第3回に同じ。
結果
  • 日本製紙クレインズがSEIBUプリンスラビッツを下し、3年ぶり2度目の優勝に輝く。
戦績
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 日本製紙クレインズ 日本製紙クレインズ
2 西武プリンスラビッツ 西武プリンスラビッツ
3 王子製紙 カンウォンランド
日光神戸アイスバックス
4 カンウォンランド
5 アニャンハルラ 王子製紙
アニャンハルラ
6 日光神戸アイスバックス
7 浩沙
8 長春富奥

2007-2008年度シーズン(第5回)

ファイル:DyDoIcearena2008b.jpg
SEIBUプリンスラビッツVS日光アイスバックス戦(2008年1月27日、ダイドードリンコアイスアリーナ
参加チーム
  • 中国のチームが浩沙のみの参加となり、全体のチーム数は前年度より1減って7チームとなった。浩沙は、長春富奥を吸収し、「中国浩沙」と改称したが、開幕直前にNHLサンノゼ・シャークスからスタッフ、選手の派遣を受け、「中国シャークス」に再改称した。
  • 会社の変更に伴い日光神戸アイスバックスは神戸市とのダブルフランチャイズ制を解消し、「日光アイスバックス」に戻った。
  • カンウォンランドが「High1アイスホッケーチーム」と改称。
外国籍選手枠
  • 外国籍選手の枠は日本4チームが2、ハルラが4、High1と浩沙は5人まで。
  • 前年度まで適用されていた帰化の意思のある日系人選手(王子製紙のバート・ヘンダーソン=退部=と日本製紙のダーシ・ミタニ=帰化=の両選手)は外国人選手とみなさない特別ルールは廃止となった。
試合方式
  • 予選リーグは7チームの4回戦総当り(24試合)とグループリーグ6試合の計30試合。
チーム名 全チームの共通試合 グループゲーム対象試合
日本国内の4チーム<Td rowspan="2">通常の7チーム4回総当り 日本国内4チーム同士による2回総当り
韓国・中国の3チーム 韓国・中国の3チーム同士による3回総当り
  • 決勝トーナメントの方式は前年と変わりないが、試合会場がこれまで1試合目~3試合目が上位、4、5試合目が下位のホームでの開催だったのが1、2、5試合目が上位、3、4試合目が下位のホームでの試合となった。これにより、下位のチームも最低1試合はホームの試合が出来るように変更された。
結果
  • 王子製紙が日本製紙クレインズを下し初優勝。
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 西武プリンスラビッツ 王子製紙
2 HIgh1 日本製紙クレインズ
3 王子製紙 西武プリンスラビッツ
HIgh1
4 日本製紙クレインズ
5 アニャンハルラ アニャンハルラ
日光アイスバックス
6 日光アイスバックス
7 中国シャークス

2008-2009年度シーズン(第6回)

参加チーム
  • 王子製紙がチーム名を「王子イーグルス」に改称。
  • 中国シャークスの日本語表記を「チャイナシャークス」に変更。
外国籍選手枠
  • チャイナシャークスの外国人枠は5人であるが、特別枠と言った形で中国系カナダ人ケビン・デュが入団し、12月31日までに中国国籍の取得がない場合、外国人の登録が1人抹消される。
  • アジアリーグアイスホッケーで初めてスタンレーカップMVPを獲得した選手クロード・ルミューがチャイナシャークスに入団(2試合に出場し退団)。
試合方式
  • 引き分け制度を廃止し、ゲームウィニングショット(GWS)戦(サッカーでのPK戦にあたる)で決着をつける。
  • レギュラーリーグの対戦フォーマットは7チーム6回戦総当たり(各チーム36試合)これにより同一国内のチーム同士の「グループリーグ」の対戦が廃止された。
  • プレーオフ進出は5チームに変更となった。
  • プレーオフはファーストラウンド、セミファイナル、ファイナルの3ラウンド。
  • ファーストラウンドのみ3試合2勝で勝ち抜けの「Best of 3」、セミファイナルとファイナルは7試合4勝勝ち抜けの「Best of 7」。
結果
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 アニャンハルラ 日本製紙クレインズ
2 西武プリンスラビッツ 西武プリンスラビッツ
3 王子イーグルス アニャンハルラ
王子イーグルス
HIgh1
4 日本製紙クレインズ
5 HIgh1
6 チャイナシャークス
7 日光アイスバックス

2009-2010年度シーズン(第7回)

参加チーム
試合方式
  • レギュラーリーグの対戦フォーマットは7チーム6回戦総当たり(各チーム36試合)。
  • プレーオフ進出は4チームに変更となった。
  • プレーオフ進出は5試合3勝勝ち抜けの「Best of 5」。
結果
  • 優勝は韓国のハルラで、韓国勢(というよりも日本以外のチーム)として初優勝だった。
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 アニャンハルラ アニャンハルラ
2 王子イーグルス 日本製紙クレインズ
3 日本製紙クレインズ 王子イーグルス
HIgh1
4 HIgh1
5 東北フリーブレイズ
6 日光アイスバックス
7 チャイナドラゴン

2010-2011年度シーズン(第8回)

参加チーム
  • 前年度と同じ。
試合方式
結果
  • プレーオフファイナル(フリーブレイズ対ハルラ。第1戦から第3戦は福島県郡山市で開催予定)の第1戦前日に東北地方太平洋沖地震が発生。韓国で開催予定だった第4戦・第5戦を含め全試合中止。このためフリーブレイズとハルラの両チームが優勝となった。
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 王子イーグルス 東北フリーブレイズ
アニャンハルラ
2 日本製紙クレインズ
3 東北フリーブレイズ 王子イーグルス
日本製紙クレインズ
4 アニャンハルラ
5 HIgh1
6 日光アイスバックス
7 チャイナドラゴン

2011-2012年度シーズン(第9回)

参加チーム
  • 前年度と同じ。
外国籍選手枠

外国籍選手の枠については再度改定となった。

試合方式
  • 基本フォーマットは第8回に同じ。
    • 11月(横浜)と12月(札幌)、2月(東京・東伏見)の3回、日本勢による集結戦。また12月と1月(ともに東伏見)においては日中韓3カ国集結戦が行われる。
  • また、初の試みとしてプレシーズンゲーム2011として、苫小牧市でチャイナドラゴンを除く6球団・および23歳以下「ヤングジャパン」による練習試合を開催した。
結果
  • 日光アイスバックスがチームとして初のプレーオフファイナル進出。
  • 王子イーグルスが二度目の優勝。
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 王子イーグルス 王子イーグルス
2 アニャンハルラ 日光アイスバックス
3 日光アイスバックス アニャンハルラ
日本製紙クレインズ
4 日本製紙クレインズ
5 High1
6 東北フリーブレイズ
7 チャイナドラゴン

2012-2013年度シーズン(第10回)

9月8日開幕。

参加チーム
  • 前年度と同じ
試合方式
  • レギュラーリーグの対戦フォーマットは7チーム7回戦総当たり(各チーム42試合)。
    • 奇数の7回戦制となる為、昨季レギュラーリーグ順位に準じて、3チームとの試合がホーム扱いとなる。例えば昨季優勝チームの王子イーグルスはRL2位のアニャンハルラ、RL3位日光アイスバックス、RL4位の日本製紙クレインズでホーム扱いで4回戦となる。
昨季順位 レギュラーリーグ ホーム4回戦当たるチーム
1 王子イーグルス アニャンハルラ、日光アイスバックス、日本製紙クレインズ
2 アニャンハルラ 日光アイスバックス、日本製紙クレインズ、High1
3 日光アイスバックス 日本製紙クレインズ、High1、東北フリーブレイズ
4 日本製紙クレインズ High1、東北フリーブレイズ、チャイナドラゴン
5 High1 東北フリーブレイズ、チャイナドラゴン、王子イーグルス
6 東北フリーブレイズ チャイナドラゴン、王子イーグルス、アニャンハルラ
7 チャイナドラゴン 王子イーグルス、アニャンハルラ、日光アイスバックス
  • 12月(札幌)と2月(東京・東伏見)の2回、日本勢による集結戦。また10月(新横浜)と11月(韓国・高陽)、1月(東京・東伏見)、2月(韓国・安養)の4回、日韓2カ国集結戦が行われる。韓国での2カ国以上での集結戦は8季ぶりで当時は日韓露の3カ国だった。
出来事
  • 9月23,24,26日に予定されていた上海でのチャイナドラゴン対日本製紙クレインズ戦が政治情勢により1月11,12,14日に延期された。[7]
  • 10月4,5,7,8日に予定されていた上海でのチャイナドラゴン対王子イーグルス戦が政治情勢により11月13,14日,12月29,30日に延期された。[8]
  • 12月29,30日に延期分の試合が予定されていた上海でのチャイナドラゴン対王子イーグルス戦がチャイナドラゴンの過密日程により翌2013年2月2,3日に再延期された。[9]
結果
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 王子イーグルス 東北フリーブレイズ
2 東北フリーブレイズ 王子イーグルス
3 日本製紙クレインズ 日本製紙クレインズ
アニャンハルラ
4 アニャンハルラ
5 日光アイスバックス
6 High1
7 チャイナドラゴン

2013-2014年度シーズン(第11回)

9月7日開幕。

参加チーム
外国籍選手枠
試合方式
  • レギュラーリーグの対戦フォーマットは8チーム6回戦総当たり(各チーム42試合)。
結果
  • 日本製紙クレインズが四度目の優勝。
順位 レギュラーリーグ プレーオフ
1 王子イーグルス 日本製紙クレインズ
2 デミョンサンム 王子イーグルス
3 日本製紙クレインズ デミョンサンム
4 High1 High1
5 東北フリーブレイズ
6 アニャンハルラ
7 日光アイスバックス
8 チャイナドラゴン

2014-2015年度シーズン(第12回)

9月6日開幕。本年度より、ロシア「サハリン」を加え9チームにて行う。ロシアからの出場は第2回のゴールデンアムール以来10年ぶりになる。

試合方式

9チームによる6回総当たりのレギュラーシーズン(48試合)と、上位5チームを対象とするプレーオフで行う。

プレーオフはまず4位と5位の間で3戦2勝制の「ファーストラウンド」を行い、その勝者は「セミファイナル」で1位のチームと、またもう一つは2位と3位の間で、それぞれ5戦3勝制を行う。更にその勝者同士による「ファイナル」をやはり5戦3勝制で行って優勝を決める。

放送

2004-2005シーズンまでは一部の試合がスカイ・A(現:スカイ・A sports+)にて放送されてきた。同チャンネルでは開局当初から日本アイスホッケーリーグを全てフォローしてきた。

2005-2006シーズンから、スカイ・Aによるアジアリーグの試合の放送は行われなくなった。同チャンネルのinfo!sky・Aという情報番組で時折取り上げられるだけとなった。

2006-2007シーズンは、Yahoo!動画によるダイジェストが配信されるのみだった。

2007-2008シーズンからは、EXスポーツによる試合放送が開始されることになった。(全試合ではなく、予選からプレーオフまで20試合程度を原則毎週水曜日23時を初回として録画中継する)

2008-2009シーズンの放送は、前述のEXスポーツでの試合放送に加え、ひかりTVによる録画中継が行われた。放送内容はEXスポーツと重複する試合も多かったが、プレーオフでは日本開催の試合を全て放送した。

2009-2010シーズンでは、EXスポーツでの放送が継続されると共に、苫小牧ケーブルテレビで王子イーグルスのホームゲームを全試合生中継、八戸テレビ放送で東北フリーブレイズのホームゲームを一部中継している。

2011-2012シーズンでは、EXスポーツでの放送が継続されると共に、更にJ SPORTSで1度の集結戦を2試合中継している。

毎年、NHK北海道ローカルでは道内開催1試合を生中継している。

実況

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:アジアリーグ

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  1. テンプレート:Cite book
  2. 2.0 2.1 2.2 テンプレート:Cite web 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "0910preview"が異なる内容で複数回定義されています
  3. テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite web
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. テンプレート:Cite web
  8. テンプレート:Cite web
  9. テンプレート:Cite web
  10. テンプレート:Cite web