Wコウジ

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Wコウジ(ダブル - )とは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人である今田耕司東野幸治の2人を示す名称。そのため、2人ともピン芸人であり、正式なコンビではない。「Wコージ」と記されることもある。

概要

名称の由来は、今田・東野が若手の頃、朝日放送の「ABCホリデーワイド」にて2人コントをすることに。その際、吉本新喜劇の脚本を手がけている大工富明が勝手に「Wコウジ」というスーパーを表示したことによる。若手時代からダウンタウンの番組に多く出演していた。

先述の通り、正式なコンビではないものの、ダウンタウンはもちろん、ウッチャンナンチャンとんねるずの番組でも同じ役割を果たすなど、多くの番組で共演しており、2人でMCを務めた番組も多い。古くは1980年代後半から心斎橋筋2丁目劇場で開催されていた吉本の超若手芸人のライブイベント「2丁目jr.たんけんたい」(上部組織にダウンタウンと、ほぼ同期生クラスの芸人計6組が出演する「2丁目探検隊」があった)の司会進行をペアで務めていたこともある。最も共演が多かったのは1995年前後とみられ、テレビ番組『今田・東野のCMコウジ園』や『天使のU・B・U・G』などの多くが集中している。

1995年には、武内由紀子とともにEAST END×YURIのパロディーグループ「WEST END×YUKI」としてシングル「SO.YA.NA」とミニアルバムを発表した。また、池谷幸雄とともにNHKみんなのうた』で「チュンチュンワールド」という楽曲を歌ったこともある。

『やりすぎコージー』では、千原ジュニア(千原浩史)が自分も含めて「トリプルコウジ」と自称することがあり、その際ジュニアの兄の千原せいじを「シングルセイジ」と弄ったりする。

年齢は今田が東野の2歳上であり、芸歴も今田が半年ほど先輩であるため東野は今田を「おにいちゃん」「うちのアニキ」、今田は東野を「うちの弟」などと表現することがある。

評価

  • 明石家さんまには「今田・東野と言うお笑い界の飛車角・・・」と言わしめた。
  • ダウンタウン松本人志は、2人が若手だった頃に「今田は安定型だからもう少し勢いが欲しい。東野は破滅型なので当たると飛ぶ」と芸風を評した。
  • 辛口コラムニストとして有名なナンシー関も、若手時代から2人を高く評価しており、「舞台での立ち居振る舞いがとても教育されている」と評していた。

主なコント・ネタ

コント

  • 放課後電磁波クラブ - ごっつええ感じで披露されたコント
  • 馬場猪木
  • 優しいお兄ちゃんとそうじゃないお兄ちゃん - 2丁目劇場時代に披露していたコント
  • 世話好きマン - 同じく2丁目劇場時代に披露していたコント

現在の出演番組

テレビ

レギュラー番組

特別番組

主な過去の出演番組

テレビ

ラジオ

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