ポートランド国際空港
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テンプレート:Infobox airport ポートランド国際空港(ぽーとらんどこくさいくうこう、テンプレート:Lang-en-short)は、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市にある国際空港。
目次
概要
ポートランド市郊外にありオレゴン州内で一番大きな国際空港である。アメリカ国内線の他に北アメリカ、アジア、ヨーロッパへの国際線が就航しており、成田国際空港への直行便も運航されている。空港ターミナルの東側3マイル圏内では事務所、小売り、ホテル地区が成長している。展開している主な小売業者はGood Guys, ホームデポ、Michaels Arts & Craftsなど。
統計:
- 乗降客100万人/月
- 航空貨物輸送21,000トン (19,000 メートルトン)/月
- 商業飛行運航18,000回/月
- アメリカ合衆国の中でおおよそ30番目に大きな空港
ターミナル、航空会社、及び目的地
テンプレート:更新 PDXは5つのコンコースに分かれた1つのターミナル・ビルを持っている。全体としてのターミナルは H のように形をしている。コンコース A/B/C 及び D/E はターミナルの反対側に位置する:それらはシャトル・バスによって向こうのセキリティ・チェックポイントに接続している。ここには郵便局、無料 WiFi ワイヤレス・インターネット・アクセス (現時点)、及び子供向けプレイルームが設置されている。国際線乗客の出口は、1Fの北側である。国内線乗客の出口は、2Fである。
コンコースA
- アラスカ航空
- ホライゾン航空(ビリングス、ボイシ、バーバンク、デンバー、ユージーン、フレズノ、クラマスフォールズ、メドフォード、ノースベンド、オークランド、オンタリオ、パスコ、ペンドルトン、プルマン/モスコー、レディング、レッドモンド/ベンド、サクラメント、サンタバーバラ、サンフランシスコ、サンノゼ、シアトル/タコマ、スポケーン、バンクーバー)
コンコースB
- アラスカ航空(アンカレッジ, バーバンク, カーボサンルーカス岬、デンバー, ラスベガス, ロサンゼルス, オークランド, オンタリオ, オランド、オレンジカウンティ、パームスプリングス、フェニックス、ボストン、プエルトバヤルタ、サクラメント、サンディエゴ、サンフランシスコ、サンノゼ、シアトル/タコマ)
- ホライゾン航空(上記を参照)
コンコースC
- アラスカ航空(上記を参照)
- アメリカン航空(シカゴ/オヘア、ダラス/フォートワース)
- フロンティア航空(デンバー)
- サウスウエスト航空(アルバカーキ、ボイシ、シカゴ/ミッドウエー、カンザスシティ、ラスベガス、オークランド、フェニックス、リノ/タホ、サクラメント、ソルトレイクシティ、サンノゼ (CA)、スポケーン)
コンコースD
- デルタ航空(アトランタ、シンシナティ/ノーザンケンタッキー、ニューヨーク、ソルトレイクシティ、アムステルダム、ホノルル、ミネアポリス/セントポール、東京/成田)
- アトランティック・サウスイースト航空運用 デルタ・コネクション(ソルトレイクシティ)
- スカイウエスト航空運用 デルタ・コネクション(ソルトレイクシティ、ロサンゼルス)
- ハワイアン航空(ホノルル、カフルイ)
- メキシカーナ航空(グアダラハラ、メキシコシティ)
- USエアウェイズ
- アメリカウエスト航空運用 USエアウェイズ(シャーロット、ラスベガス、フィラデルフィア、フェニックス)
コンコースE
- エア・カナダ
- エア・カナダJazz(バンクーバー)
- ジェットブルー航空(ニューヨーク/JFK)
- ユナイテッド航空(シカゴ/オヘア、デンバー、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントン/ダレス)
- スカイウエスト航空運用 ユナイテッド・エキスプレス(ユージン、メドフォード、レッドモンド/ベンド、シアトル/タコマ)
カーゴ
- 中国国際航空
- Airborne Express
- Burlington Air Express
- DHL Worldwide Express
- Evergreen Airlines
- フェデックス
- Kitty Hawk Cargo
- ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)
以前に運航されていた路線
その他
- 以前はINSによる入国審査の拒否率が他の西海岸空港に比べて異常に高く、INSの当空港責任者の解任を求める騒ぎにまでなった[1][2][3][4]。デルタ航空自体は認めていないが、2000年9月6日に発表されたデルタ航空の成田便と名古屋便をポートランドから、それぞれニューヨークとロスアンゼルスに移す決定[5]には、このINSの入国審査の問題も寄与していたのではないかと推測されている[6]。
- ポートランド国際空港は、空港によるフリーのWiFiネットワークアクセスが提供されていて、誰でも使用できる。これは、全米でも貴重な存在である。
- 空港には、テロ対策として搭乗手続き施設に全身スキャナー装置(ミリ波パッシブ撮像装置)が存在する。この検査に対して、衣服を脱いで抗議した男性が逮捕される事件も発生している[7]
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Airport-info- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ The Oregonian,2000-09-07,"PDX loses Asia flights",by Gail Kinsey Hill
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 空港の「裸スキャナー」に全裸で抗議した男性、無罪にワイヤード・世界仰天ニュース(2012年7月22日)同日閲覧