厚田村
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厚田村(あつたむら)は、北海道石狩支庁北部にあった、厚田郡に所属していた村。
村名の由来は、アイヌ語の at-ta アッタ(オヒョウニレの樹皮・採る)に因む。オヒョウニレの樹皮はアイヌの服飾原料・繊維として重要であった。厚田川の支流に、上流に沼があって水質の変化した at-woro-us-nayアッウォルシナイ(オヒョウニレの樹皮・うるかす・いつもする・川 (河谷))があったと伝承がある。
2005年10月1日、浜益村と共に石狩市へ編入され、厚田村区域は、石狩市の地域自治区「厚田区」となった。
目次
地理
石狩支庁北部に位置、西部の日本海、東部の山地にはさまれた険しい地形。
隣接していた自治体
沿革
厚田村は、日本海沿岸に位置するため北海道では開拓が早く、1600年代からニシンなどの漁場として開かれ、江戸時代には松前藩によってアツタ場所が開かれていた。
- 1848年(嘉永元年) 厚田神社が創建される。
- 1869年 北海道11国86郡が置かれた際、石狩国厚田郡が置かれた。
- 1902年4月1日 厚田郡厚田村、別狩村(べつかり)、小谷村(こたに)、押琴村(おしこと)、古潭村(こたん)、安瀬村(やすそけ)、濃昼村(ごきびる)が合併、二級町村制施行、厚田郡厚田村
- 1907年4月1日 厚田郡望来村(もうらい)と新設合併し、一級町村制施行
- 2005年 石狩市に編入合併。厚田郡消滅。
姉妹都市・提携都市
経済
基幹産業は水産業、農業(稲作)。
教育
中学校
- 厚田、聚富
小学校
- 厚田、望来、聚富
交通
道路
バス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 暑寒別天売焼尻国定公園
- 厚田公園
- 義経の涙岩
- ルーラン海岸
出身の有名人
関連項目
外部リンク
- 北海道厚田村ホームページ - 閉鎖。(2005年3月7日時点のアーカイブ)