姿晴香
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テンプレート:BLP unsourced テンプレート:ActorActress 姿 晴香(すがた はるか、1952年9月7日 - )は、東京都出身の女優。元宝塚歌劇団星組トップ娘役。血液型はAB型。
目次
来歴・人物
1973年、59期生として宝塚歌劇団に入団。星組公演『花かげろう/ラ・ラ・ファンタシーク』で初舞台を踏む。当初は男役だった。
同期には女優の大地真央(1982年 - 1985年まで月組トップスター)、平みち(1985年 - 1988年まで雪組トップスター)、ミュージカルスタジオ主宰の四季乃花恵(笹本玲奈の母)、振付家の山城はるか(元星組2番手スター)、元専科で1991年 - 1996年に花組組長の未沙のえるがいる。現役では専科所属で1993年 - 1996年に星組組長の一樹千尋がいる。
初舞台を踏んだ翌年の1974年、平とともに花組に配属される。以降、ダンスの得意な男役として活躍。1979年、バウホール公演『アップル・ツリー』で娘役がつき、それを機に娘役に転向。その後は花組の2番手娘役として活躍。
1982年、星組へ組替え。東千晃の退団により、トップスター瀬戸内美八の相手役としてトップ娘役に就任。1983年、瀬戸内退団後のトップスター峰さを理の相手役を1作品務め、東京公演『アルジェの男/ザ・ストーム』にて退団。
1986年、NHKテレビドラマ『妻…愛は迷路』の主演で女優として再スタートを切った。アクターズプロモーションに所属していたが、所属事務所破産のため、現在はフリーとなっている。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
花組時代
- 1975年7月、『ベルサイユのばら -アンドレとオスカル-』新人公演:小公子(本役:寿ひずる)
- 1976年8月、『うつしよ紅葉』新人公演:森蘭丸(本役:宝純子)/『ノバ・ボサ・ノバ』
- 1978年9月、『遥かなるドナウ』(新宿コマ劇場)新人公演:ゲオルグ伯爵(本役:汐見里佳)/『エコーズ』
- 1979年3月、『花影記』/『紅はこべ』新人公演:アンドリュー(本役:汐見里佳)/ヘンスティングス(本役:室町あかね)
- 1979年5月、『アップル・ツリー』(バウ)ナージラ
- 1979年11月、『舞え舞え蝸牛』新人公演:阿漕(本役:邦月美岐)/『ビューティフル・シティ』
- 1980年1月、『刀を抜いて』(バウ)小紫
- 1980年5月、『花小袖』新人公演:桔梗(本役:美雪花代)/『プレンティフル・ジョイ』 *新人公演初ヒロイン
- 1980年11月、『友よこの胸に熱き涙を』新人公演:エルザ(本役:矢代鴻)/『ザ・スピリット』[1]
- 1981年5月、『ミステリー・ラブ』(バウ)クロネコ
- 1981年8月、『YOU・ME』(バウ)
- 1981年10月、『エストリレータ』フランシスカ/『ジュエリー・メルヘン』
- 1982年1月、『ボン・ボヤージュ!』(バウ)マダム・ブルビエ
- 1982年3月、『春の踊り』/『アルカディアよ永遠に』王女サラ
星組トップ娘役時代
- 1982年9月、『海鳴りにもののふの詩が』ユリーヌ/『魅惑』(全国ツアー)
- 1982年10月、『心中・恋の大和路』(バウ)梅川
- 1983年1月、『こぶし咲く春』お園/『ラブ・コネクション』
- 1983年4月、『オルフェウスの窓 -イザーク編-』ロベルタ
- 1983年11月、『アルジェの男』サビーヌ/『ザ・ストーム』 *退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な活動
映画
- 帝都物語(1988年) - 辰宮由佳理
- 夢(1990年)
- 風の子どものように(1990年)
- 八つ墓村(1990年) - 田治見おきさ
- NIGHT HEAD(1994年) - 天元悠子
- ホタル(2001年) - 山岡の母
- GO(2001年) - 久子
テレビドラマ
NHK
- 大河ドラマ
- 八代将軍吉宗(1995年) - 定子
- 武蔵 MUSASHI(2003年) - 常高院
- ハルとナツ 届かなかった手紙(2005年) - 高倉シズ
- 介護エトワール(2006年) ‐ 錦織綾
- マチベン(2006年) ‐ 裁判長
日本テレビ
- 長七郎江戸日記(1989年) ‐ 於滝
- 寝たふりしてる男たち(1995年)
- 火曜サスペンス劇場
- 「京都殺人街道シリーズ」(1989年) - 優子
- 「松本清張スペシャル・山峡の湯村」(1992年)
- 「地方記者・立花陽介2」(1993年) ‐ 足立よしみ
- 「女検事・霞夕子1」(1994年) ‐ 緒方しのぶ
- 「救急指定病院 (テレビドラマ)2」(1994年) ‐ 荻野晴美
- 「わが町 (サスペンスドラマ)9」(1997年) ‐ 浜野順子
- 「監察医・室生亜季子22」(1997年) - 鈴木百合
- 「警部補・佃次郎8」(1999年) - 野沢春美
- 「取調室15」(2001年) - 沼田梨江
TBS
- カミングホーム(1994年)
- 月曜ドラマスペシャル
- 「和服デザイナー探偵1」(1997年) ‐ 鬼洞寺菊代
- 月曜ミステリー劇場
- 「流れ星お銀!事件解決いたします3」(2003年) - 織川秀子
- 「万引きGメン・二階堂雪11」(2004年) - 南条亮子
- 月曜ゴールデン
- 「狩矢警部シリーズ4」(2008年) - 南照美
- 水戸黄門
フジテレビ
- 世にも奇妙な物語
- 「前世の恐怖」(1991年)
- ヘイ!あがり一丁(1989年) - 志乃
- 旅情サスペンス「伊勢湾鳥羽 海からの招待状」(1991年)
- 真夏の薔薇(1996年) ‐ 川島郁子
- 八丁堀捕物ばなし第2シリーズ 第13話 「女あわれ」
- 銭形平次(1997年) - おりょう
- 愛の流星(1999年) - 二宮朋子
- 隠密奉行朝比奈(1999年) - ゆい
- 危険な関係(2005年) - 信田艶子
- 剣客商売スペシャル「女用心棒」(2006年) - お幸
- 夏の秘密(2009年) - 染谷蔦子
- 金曜エンタテイメント
- 「おばさんデカ 桜乙女の事件帖8」(2000年) ‐ 松木(戸倉)奈緒子
- 「津軽海峡ミステリー航路2」(2003年) - 西崎淑子
- 「浅見光彦シリーズ22」(2006年) - 真杉伸子
- 金曜プレステージ
- 「人情の女刑事・徳大寺操の浅草事件簿」(2010年)
- 「浅見光彦シリーズ44」(2012年) - 中島由利子
テレビ朝日
- さすらい刑事旅情編V 第22話「欲望! 五百万円をネコババした女」(1993年、テレビ朝日系) - ネコババした女
- 暴れん坊将軍VI(1995年) - お静
- はぐれ刑事純情派10 第17話「路上殺人!子連れ再婚の女」(1997年7月、テレビ朝日系) ‐ 清美
- はぐれ刑事純情派14 第10話「女たちの戦い!殺意のガーデニング」(2001年6月、テレビ朝日系) - 吉田たい子
- はぐれ刑事純情派15 第18話「ご近所付き合いの殺意!引き裂かれた朝顔!?」(2002年7月、テレビ朝日系) - 深田美津江
- 御宿かわせみ(1997 - 1998年) - 神林香苗
- オヤジ探偵(2001年) - 笹本雅美
- 京都迷宮案内(2002年) ‐ 里見絢子
- はみだし刑事情熱系(2004年) - 杉浦久美
- 子連れ狼 (北大路欣也版)(2004年) - 雨月尼
- 相棒(2006年) - 畑山富貴子
- 新・京都迷宮案内(2006年) - 町村百合
- 警視庁捜査一課9係(2011年) - 有末潤子
- 遺留捜査(2013年) - 九条美紀
- 土曜ワイド劇場
- 「新・赤かぶ検事奮戦記1」(1994年) - 中津百代
- 「高橋英樹の船長シリーズ6」(1994年) - 梅原和枝
- 「おばはん刑事!流石姫子1」(1998年) - 丹羽時枝
- 「高橋英樹の船長シリーズ12」(2000年) - 山上三津
- 「京都の女庭師風水探偵さくら子1」(2000年) ‐ 広瀬美千代
- 「駅弁探偵殺人事件」(2001年) ‐ 西山千草
- 「牟田刑事官事件ファイル29」(2001年) - 内山春子
- 「家政婦は見た!20」(2002年) - 叶宮子
テレビ東京
- 闇の狩人(1994年) - おしま
- 徳川剣豪伝 それからの武蔵(1996年)
- サギ師 リリ子(2009年) - 奈良橋純子
- 水曜ミステリー9
- 「さすらい署長 風間昭平2」(2004年) - 藤田頼子
- 「猪熊夫婦の駐在日誌2」(2005年) - 五十嵐洋子
- 「密会の宿4」(2005年) ‐ 清瀬しのぶ
舞台
- 夢千代日記(三越劇場)
- 愛のスクランブル(紀伊國屋ホール)
- アルジャーノンに花束を(紀伊國屋ホール)
- 三味線やくざ(明治座、御園座)
- 旗本退屈男(御園座)
その他のテレビ番組
- TVムック・謎学の旅(日本テレビ)
- バラエティー生活笑百科(NHK総合)
- ペット相談(NHK BS-2)
- 一枚の写真(フジテレビ)
ラジオドラマ
- 青春アドベンチャー「サンタクロースが歌ってくれた」(ミツ/光代)
- 青春アドベンチャー「ウォッチャーズ」(ノーラ)
- 青春アドベンチャー「エヴァが目覚める時」(ママ)
- FMシアター「柿の木の下で」(1998年)
CM
脚注
関連項目
- 東京都出身の人物一覧
- 甲にしき(姿入団時の花組トップスター。1960年 - 1974年)
外部リンク
テンプレート:宝塚歌劇団星組主演娘役- ↑ 1981年7月の東京宝塚劇場公演は、ショーが『ファースト・ラブ』に変更。