富山口駅

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テンプレート:駅情報

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廃止後の富山口駅(2006年7月16日)
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最後の冬(2005年12月23日)

富山口駅(とやまぐちえき)は、富山県富山市城北町にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)富山港線

2006年(平成18年)3月1日、富山港線のLRT化に伴うルート変更によって廃駅となった。

駅構造

廃止当時、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームから出入りできる待合所、ホームの壁および上屋が一体となった簡易な駅舎(2代目)が存在した。

開業当初、当駅付近で線路は廃止当時より北のルートを通っていた。その南側にホームがあり、これに接して初代駅舎があった。一階建ての木造建築で天井が高い駅舎であった。昭和62年(1987年)5月に、線路が廃止当時のルートに移され、その北側に駅舎(2代目)が新設されるに伴い、初代駅舎が取り壊された。

廃止当時は完全な無人駅であり、切符の自動券売機などの設置もなかった。

廃止後約1ヶ月程度でホームの上屋や背後の壁のほか、廃止区間のレール枕木架線が撤去された。そして廃止から約半年後にはホームも撤去された。

駅周辺

富山方面から富山港線の線路を見ていくとこの駅は富山港線が北陸本線と分かれてすぐの場所にあり、駅の南側には北陸本線だけでなく富山地方鉄道本線の線路や電車を望むことが出来た。

駅前から地下道が伸びており、これら三本の線路を越すことが出来た。富山駅から直線距離でおよそ700メートルほどの場所で、あたりは富山の市街地であった。以下には当駅周辺にあった主なスポットを列記する。

  • 奥田郵便局
  • 長龍寺
  • 富山市立奥田中学校
  • 富山県流通センター
  • 極真会館富山県支部
  • 富山地方鉄道富山田地方駅(廃止)
  • 富山トヨタ本社(本店)

歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
富山港線
富山駅 - 富山口駅 - 下奥井駅

参考文献

  • 「ありがとう富山港線、こんにちはポートラム」編集委員会編 『ありがとう富山港線、こんにちはポートラム』 TC出版プロジェクト、2006年、ISBN 4-916181-21-2、32-34頁、61-62頁。

関連項目

テンプレート:富山港線 (廃止区間)