豊春駅
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豊春駅(とよはるえき)は、埼玉県春日部市上蛭田(かみひるだ)にある東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 08。
目次
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。西口出入口は東武ストア豊春店の建物内にある。改札階と東口・西口・ホームをそれぞれ連絡するエスカレーターが設置されている。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。
2009年度には、駅構内の案内板をピクトグラムを用いたデザインに一新した。ホームにあった吊下式駅名標と路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型になった自立式案内板が設置された。また、出入口にある駅名看板が取り換えられた。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color東武アーバンパークライン | 上り | 岩槻・大宮方面 |
2 | テンプレート:Color東武アーバンパークライン | 下り | 春日部・柏・船橋方面 |
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は13,923人である。
近年の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
1997年(平成テンプレート:09年) | 17,108 |
1998年(平成10年) | 16,437 |
1999年(平成11年) | 16,029 |
2000年(平成12年) | 15,646 |
2001年(平成13年) | 15,308 |
2002年(平成14年) | 14,856 |
2003年(平成15年) | 14,746 |
2004年(平成16年) | 14,525 |
2005年(平成17年) | 14,448 |
2006年(平成18年) | 14,178 |
2007年(平成19年) | 14,230 |
2008年(平成20年) | 14,241 |
2009年(平成21年) | 13,961 |
2010年(平成22年) | 13,847 |
2011年(平成23年) | 13,772 |
2012年(平成24年) | 13,923 |
駅周辺
さいたま市岩槻区との境界が複雑に入り込んでいる地域がある。さいたま市岩槻区徳力・小溝が近い。
公的施設・名所旧跡
- 春日部警察署 豊春駅前交番
- 春日部市豊春地区公民館
- 内牧公園
- 国土交通省関東運輸局 埼玉運輸支局春日部自動車検査登録事務所
- さいたま市岩槻北部公民館
- さいたま市岩槻川通公園野球場
- 花積貝塚
- 慈恩寺(坂東三十三箇所第12番札所、さいたま市岩槻区)
- 玄奘塔
郵便局・金融機関
学校
- 春日部市立豊春小学校
- 春日部市立宮川小学校
- 春日部市立立野小学校
- 春日部市立豊春中学校
- 春日部市立大増中学校
- 春日部共栄中学高等学校
- 埼玉県立春日部高等技術専門校
- 埼玉県立岩槻北陵高等学校
- さいたま市立慈恩寺小学校
- さいたま市立徳力小学校
- さいたま市立慈恩寺中学校
- さいたま市立桜山中学校
- 開智学園(総合部・中高一貫部・高等部)
店舗など
バス路線
日中時間帯に当駅やその付近を発着するバス路線は設定されていない。
大宮駅東口より春日部駅西口まで、東武バスウエストにより深夜急行バス「ミッドナイトアロー岩槻・春日部」が運行されており、東口から250mほど離れた埼玉県道2号さいたま春日部線上の「豊春駅入口」バス停に停車する。
歴史
- 1929年(昭和4年)
- 1944年(昭和19年)3月1日 - 東武鉄道との合併により同社の駅となる。
- 1987年(昭和62年)11月20日 - 駅舎を改築、橋上化に伴い駅西口を開設。
- 2001年(平成13年) - 駅東口・西口にエスカレーター設置。
- 2004年(平成16年)10月19日 - 東岩槻 - 春日部間複線化完成。
- 2009年(平成21年)
- 3月10日 - 発車メロディを導入。
- 12月1日 - 駅業務を東武ステーションサービスに委託。
駅名の由来
当時の南埼玉郡豊春村に駅が開設されたことに由来する。豊春村は1954年(昭和29年)に周辺自治体と合併し、春日部市となった。なお、「豊春」は地区名としてのみ残り、春日部市豊春という住所は存在しない。
隣の駅
- 東武鉄道
- テンプレート:Color東武アーバンパークライン