東岩槻駅

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テンプレート:UKrail-header2テンプレート:BS-tableテンプレート:BS-colspan岩槻駅テンプレート:BS2textテンプレート:BS2テンプレート:BS2テンプレート:BS2テンプレート:BS2テンプレート:BS-colspan豊春駅

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東岩槻駅(ひがしいわつきえき)は、埼玉県さいたま市岩槻区東岩槻一丁目にある東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅番号はTD 07

歴史

始発・終着列車

1999年11月25日に岩槻 - 当駅間が複線化された際、大宮 - 岩槻間の区間列車のうち、約半数が当駅まで延長された。駅の東方に引き上げ線が設置されていたが、春日部までの複線化により下り線の一部となった。

野田線の複線化事業は沿線の至るところで実施されているが、その中でも岩槻 - 春日部間の複線化工事のうち、岩槻 - 東岩槻間2.4kmは大きなネックで、元荒川橋梁や戦前まであった武州鉄道との立体交差のための高架区間があり、単純に線路を増設する訳にはいかず、構造施設の大規模な付け替えが必要となった。

当駅始発・終着列車は、岩槻 - 春日部間複線化事業において工事進捗による暫定的なサービスであったが、春日部までの完全複線化が実現した2004年まで5年間続いた。現在は当駅発着の列車はできない配線になっている。

駅舎橋上化

かつての東岩槻駅は北口地上部に駅舎があった。周辺の状況として北口側には商店やスーパーマーケットが立ち並ぶが、南口側にも広大な住宅地と団地が広がっている。区画整理事業の進捗により、南側の人口は増加傾向であったことや、東岩槻駅を最寄とする学校法人開智学園が、高等部の他に中高一貫部・総合部を開設したために、通学する生徒の利用が増加した。このため、駅舎の橋上化による機能強化が図られることとなり、南口を除く部分が2006年1月20日に竣工、また同年11月1日には南口も完成した。2007年5月には、ホームのアスファルト舗装が完了した。

駅構造

島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎を有する。改札階と北口・南口・ホーム間をそれぞれ連絡するエレベーターエスカレーターが設置されている。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color東武アーバンパークライン 上り 岩槻大宮方面
2 テンプレート:Color東武アーバンパークライン 下り 春日部船橋方面

利用状況

2012年度の1日平均乗降人員20,092人である[1]

開業以降の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[2][3][4]
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
[5] 1969年(昭和44年) 507 318
1970年(昭和45年) 1,847 996
1975年(昭和50年) 7,940 4,013
1980年(昭和55年) 9,912 4,996
1985年(昭和60年) 14,767 7,388
1990年(平成テンプレート:02年) 18,003 9,023
1995年(平成テンプレート:07年) 18,595 9,247
2000年(平成12年) 17,392 8,784
2001年(平成13年) 17,304 8,601
2002年(平成14年) 17,107 8,485
2003年(平成15年) 17,155 8,526
2004年(平成16年) 18,335 9,117
2005年(平成17年) 18,599 9,246
2006年(平成18年) 19,055 9,498
2007年(平成19年) 19,161
2008年(平成20年) 19,351
2009年(平成21年) 19,136
2010年(平成22年) 19,365
2011年(平成23年) 19,406
2012年(平成24年) 20,092

駅周辺

岩槻中心市街地からは元荒川を越えた北東、春日部市との境界近くにある。戦後高度経済成長期に開設されたこともあり、駅周辺は碁盤目状に区画整理され、戸建の住宅や団地が並ぶ。駅から北西2kmの位置に工業団地が立地し、各企業の送迎バスが当駅から発着している。

隣接する豊春駅周辺と同様に、さいたま市岩槻区裏慈恩寺・小溝・徳力地区と春日部市境が複雑に入り込んでいる地域が存在する。

名跡・旧跡

バス路線

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
東岩槻駅北口 /
東岩槻駅南
  岩槻区役所線 岩槻城址公園岩槻駅丸山記念総合病院 府内一丁目 さいたま市コミュニティバス 平日運転
岩槻区役所線 県営表慈恩寺団地 慈恩寺観音 さいたま市コミュニティバス 平日運転

隣の駅

東武鉄道
テンプレート:Color東武アーバンパークライン
岩槻駅 (TD 06) - 東岩槻駅 (TD 07) - 豊春駅 (TD 08)

1931年(昭和6年)から1950年(昭和25年)まで岩槻 - 豊春間に渋江駅(しぶええき)があった。位置は東岩槻駅より元荒川を越えた岩槻駅寄りであり、現行の「渋江」バス停がある周辺(旧地名・渋江町のあった地域)である。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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  1. 東武鉄道 駅情報(乗降人員)
  2. 埼玉県統計年鑑
  3. さいたま市統計書
  4. 旧岩槻市統計書
  5. 12月1日開業。開業日から翌年3月31日までの121日間のデータ。