平岡駅
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平岡駅(ひらおかえき)は、長野県下伊那郡天龍村平岡にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
特急「伊那路」が停車する。他に飯田・辰野方面から当駅までの区間列車が設定されている。かつては当駅まで長野・新宿方面から直通列車が運転されていた。
駅構造
島式ホーム1面2線と側線を持つ地上駅。ホーム間の移動用に、ホームの為栗駅側に構内踏切がある。
東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅(夜間は無人)でみどりの窓口を設置していたが、2012年4月1日から完全無人駅となった[1]。飯田駅が当駅を管理している。
駅舎には、温泉・宿泊施設「ふれあいステーション龍泉閣」が併設されており、売店や地域物販店、地域PRブース、食堂などが入っている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color飯田線 | 下り | 天竜峡・飯田方面[2] |
2 | テンプレート:Color飯田線 | 上り | 中部天竜・豊橋方面[2] |
駅周辺
天龍村の玄関口であり、国道418号により遠山郷(飯田市南信濃)方面へ通じている。
- 天龍村役場
- 天龍村立天龍小学校
- 天龍村立天龍中学校
- 長野県道1号飯田富山佐久間線
- 遠山タクシー有限会社
- 平岡ダム
- 天竜川
路線バス
歴史
- 1936年(昭和11年)4月26日 - 三信鉄道が温田駅から延伸した際の終着である満島駅(みつしまえき)として開業。一般駅。
- 1936年(昭和11年)12月30日 - 三信鉄道が小和田駅まで延伸し、途中駅となる。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 三信鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄の駅となる。
- 1952年(昭和27年)11月15日 - 平岡駅に改称。
- 1984年(昭和59年)1月16日 - 専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)1月21日 - 車扱貨物の取扱を全廃(旅客駅となる)。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - チッキの取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)11月1日 - 夜間無人化。
- 2001年(平成13年)4月2日 - 現駅舎供用開始。
- 2012年(平成24年)4月1日 - みどりの窓口を廃止し、完全無人化。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
- テンプレート:Color快速(上りのみ運転、当駅まで各駅に停車)
- テンプレート:Color普通
- ※ 1951年(昭和26年)7月31日まで、為栗駅との間に遠山口駅が存在した。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ JR飯田線平岡駅、有人営業が終了 1日から無人駅に、信濃毎日新聞、2012年4月1日、2012年4月26日閲覧
- ↑ 2.0 2.1 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2011年1月現在)。