落合駅 (北海道)

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ファイル:落合駅.jpg
駅舎(改修前)

落合駅(おちあいえき)は、北海道空知郡南富良野町字落合にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線駅番号T37電報略号オチ。標高は413mである。

駅構造

  • 2面3線のホームを持つ地上駅。3番線は滝川駅方面から来てこの駅で折り返す列車のみが利用する。
  • 無人駅であるが、木造駅舎が残る。ホーム間の移動を跨線橋で行なう。


駅周辺

小市街地になっている。

歴史

ファイル:Ochiai (Nemuro) eki.jpg
1977年の落合駅と周囲約1km範囲。右下が新得方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

かつてはこの根室本線が今の新狩勝トンネル回りではなく、狩勝峠回りの急勾配ルートだったため、狩勝峠を越えるために機関車をこの駅に配置していた。旧線時代新得駅との間には狩勝信号場新内駅とがあった。

  • 1901年(明治34年)9月3日 - 北海道官設鉄道十勝線 旭川-当駅間開通に伴い、同線の駅として開業。一般駅。落合機関庫設置。
  • 1905年(明治38年)4月1日 - 官設鉄道に移管。
  • 1907年(明治40年)9月8日 - 当駅-帯広間開通により旭川-釧路間全通。
  • 1913年(大正2年)
    • 6月2日 - 落合機関庫設置(北海道鉄道管理局の事務上制定)。
    • 11月10日 - 滝川-富良野間開通に伴い路線組み換え、釧路本線(滝川-釧路)の駅となる。
  • 1921年(大正10年)8月5日 - 釧路-根室全通に伴う線路名称変更により根室本線(滝川-根室)の駅となる。
  • 1922年(大正11年) - トマム森林鉄道開設。
  • 1928年(昭和3年) - 落合森林軌道開設。トマム森林鉄道廃止。
  • 1929年(昭和4年) - 落合森林軌道に機関車が導入されて落合森林鉄道となる。
  • 1945年(昭和20年) - 落合森林鉄道廃止。
  • 1966年(昭和41年)
    • 9月30日 - 新狩勝信号場経由の新線開業。
    • 10月1日 - 新内駅経由の旧線廃止。
  • 1967年(昭和42年)3月20日 - 構内に跨線人道橋設置。
  • 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物・荷物扱い廃止。
  • 1986年(昭和61年)4月1日 - 無人化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。

隣の駅

北海道旅客鉄道
根室本線
幾寅駅 (T36) - 落合駅 (T37) - (上落合信号場) - (新狩勝信号場) - (広内信号場) - (西新得信号場) - 新得駅 (K23)
根室本線 旧線
落合駅 - 狩勝信号場 - 新内駅 - 新得駅

関連項目

テンプレート:根室本線1 テンプレート:根室本線旧線