日本交通 (大阪府)
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テンプレート:Infobox 日本交通株式会社(にほんこうつう、Nihon Kotsu Co.,Ltd.)は、大阪府・兵庫県・奈良県でタクシーとバスを運行する事業者である。本社は大阪府大阪市西区新町3丁目14番13号。タクシー事業では大阪府内最大。朱色の楕円に「日交」の文字が入ったシンボルマークが目印。
ガンバ大阪、セレッソ大阪、大阪エヴェッサのオフィシャルバスを持っており、高速バスと兼用している。そのため鳥取県内でも時々この車両を見かけることがある。
目次
歴史
- 1926年(大正15年)3月 澤春蔵(鳥取県岩美郡大岩村(現在の岩美町)出身)が澤タクシーを設立。
- 1941年(昭和16年)2月28日 澤タクシーを母体として戦時統合により日本交通を設立。
- 1998年(平成10年)12月21日 日本交通 (鳥取県)から大阪支社を移管。山陰特急バスの運行に参入。
- 2007年(平成19年)8月 リーガロイヤルホテルより子会社のリーガロイヤルリムジンの株式を100%取得し、エクセル・リムジンサービスに社名変更。
- 2010年(平成22年)12月13日 - 弁天町バスターミナル廃止(営業は前日の12日まで)。
- 2012年(平成24年)12月20日 - 西日本ジェイアールバスと車両調達の受委託契約を締結[1]。
営業所(車庫)の所在地
タクシー
本社、港、平野、東住吉の各営業所はなにわナンバー、池田、豊中、吹田の各営業所は大阪ナンバー、堺営業所は堺ナンバー(ただし、2006年10月6日以前に登録された車両は和泉ナンバー)、泉佐野営業所は和泉ナンバー、尼崎営業所は神戸ナンバー。
バス
弁天、港の各営業所はなにわナンバー、東大阪営業所は大阪ナンバー、神戸、兵庫の各営業所は神戸ナンバー、奈良営業所は奈良ナンバー。
主なターミナル
- 弁天町駅
- JR難波駅(大阪シティエアターミナル)
- 梅田駅(阪急三番街高速バスターミナル乗り入れ)
- 新大阪駅
- 少路駅
- 関西国際空港
- 三宮バスターミナル(ミント神戸1F)
路線
高速バス
詳細な運行案内および発券業務・共同運行に関する事項は、当該記事および#外部リンクの日本交通サイトを参照のこと。
- 山陰特急バス(大阪・神戸 - 鳥取線・昼行便)
- 山陰特急バス(大阪・神戸 - 鳥取・倉吉線・夜行便)
- 山陰特急バス(大阪・神戸 - 倉吉線・昼行便)
- 弁天町・なんば(OCAT) - 倉吉バスセンター
- 山陰特急バス(大阪 - 米子線・昼行便)
- USJ/弁天町・なんば(OCAT)/阪急梅田駅(阪急三番街高速バスターミナル) - 米子営業所・境港駅
- 山陰特急バス(大阪・神戸 - 米子線・夜行便)
- 弁天町・なんば(OCAT)・三宮バスターミナル - 米子営業所
空港リムジンバス
詳細な運行案内および発券業務・共同運行に関する事項は、当該記事および#外部リンクの日本交通サイトを参照のこと。
車両
- タクシーはトヨタ自動車製を使用する。創業時は自社工場でタクシーを製造していたこともある。塗装は黒1色で日交のマークが付く。
- バスは、三菱ふそう製がメインだが、グループ会社を含め、現在は国内4メーカー(他に日野自動車、いすゞ自動車、日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」))が揃う。
車両無線番号
バス
日交グループ近畿地区各社(日本交通 (大阪府)・日交シティバス・京都交通)のバス車両には各営業所別に車両無線番号が割り振られている[2]。
- 東大阪営業所 100 - 170番台
- 奈良営業所 180 - 190番台
- 弁天営業所(日交シティバスを含む) 300 - 390、700 - 790、950 - 990番台
- 港営業所 500 - 590番台
- 神戸営業所・兵庫営業所(日交シティバスを含む) 600 - 690番台
- 京都交通 800番台
- 舞鶴営業所 800 - 860番台
- 福知山営業所 870 - 890番台
転属を行った場合は無線機の番号も変更される。
関連会社
- 日交シティバス
- 日本交通大阪
- 堺日本交通
- 大タク
- 関西空港リムジン ※以前は全日空グループだった
- エクセル・リムジンサービス ※以前はリーガロイヤルホテルグループだった
- 吹田交通
- 日本交通 (神戸市)
- 日本交通 (三田市)
- 日本交通 (豊岡市)
- 日本交通 (京都市)
- 日本交通 (福知山市)
- 京都交通 (舞鶴)
- 日交協和
- 日本交通 (鳥取県)
- 鳥取自動車
- 中央タクシー(鳥取県)
- 倉吉交通
- 西伯タクシー
- 日本交通 (島根県)
- 島根日本交通
- クラウンタクシー (島根県)
- 鳥取県中央自動車学校
同名の会社について
- 現地での通称は日交(にっこう)であるが、グループ企業の同名会社は上記3府県をはじめ、創業者の出身地である鳥取県や島根県、京都府、兵庫県にも存在するため、部内では区別のため大阪日交とも称される。
- 東京都にある日本交通(通称「日交」。桜に「N」マーク)は沿革、資本関係、人事交流等一切無関係の別会社である。ただし、タクシーチケットは相互に使用できる。2014年には東京の日本交通が大阪に進出した(商号は「東京・日本交通株式会社」)。
- 名古屋市にある日本交通は、地元の毎日タクシーグループ傘下にあり、全く関係がない。
参考文献
- 「開業20周年記念 山陰特急バスのすべて」(日本バス友の会関西支部・1987年)
- バスラマ・インターナショナル32号「ユーザー訪問 日本交通」(ぽると出版・1995年)
- バスラマ・インターナショナル34号「少し昔の日本交通バス」(ぽると出版・1996年)
- 年鑑バスラマ1999-2000「国内バス1年間の動向」(ぽると出版・1999年)
- バスラマ・インターナショナル131号「バス事業者訪問155 日本交通/京都交通」(ぽると出版・2012年)
脚注
外部リンク
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