ツルハ

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ツルハドラッグ手稲あけぼの店(北海道札幌市手稲区
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ツルハドラッグ白石本通店(北海道札幌市白石区
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ツルハドラッグ原町店(福島県南相馬市

株式会社ツルハは、ドラッグストア大手。北海道を中心に主に東日本ツルハドラッグクスリのツルハなど930店舗(2010年11月15日現在)を展開する。本社所在地は札幌市東区北24条東20-1-21。現在は、持株会社である株式会社ツルハホールディングスの100%子会社となっている。

概要

ツルハは早くから「2010年に1000店舗、売上高2000億円」を目標に掲げ、積極的な出店を行ってきた。仕入れコスト削減による低価格販売、POSデータを用いた効果的な商品展開などによって消費者の支持を集めた。また、同一地域内に多数の店舗を構える「ドミナント方式」によりその地域に同業他社が出店しても客を奪われにくくするなど道内では他チェーンや地元薬局を圧倒する存在となった。これはホームセンターホーマック、家具販売のニトリスーパーマーケットラルズなどとともに、「北海道現象」(流通の各業態において、トップ企業がさらに売り上げを伸ばし「ひとり勝ち」する現象)の代表例とされた。1995年以降に本州へ進出し、地元チェーンの子会社化や営業譲受によって店舗数を伸ばしていった。ツルハ本体としても、2008年7月31日長野県に進出(ツルハドラッグ駒ヶ根店)するなど拡大している。

プライベートブランドは同社の主力商品であり種類が豊富にあり、またその売り上げも、ドラッグストア業界の中でもな長らくトップを維持していることでも知られている。

しかし、業界最大手・マツモトキヨシの(当初は、サッポロドラッグストアーとの提携によるものだが、現在は、マツモトキヨシブランドの店舗はエムケイ東日本販売による運営となっている)札幌進出、調剤薬局道内首位・アインファーマシーズによるドラッグストア展開など、その地位に安閑とはしていられないのも事実で、さらなる店舗網の拡大や、ハピコム(旧イオン・ウエルシア・ストアーズ)加盟による一層の仕入れコスト削減や「M's one」などのプライベートブランド開発なども進めている。また最近では、薬事法改正によるOTC医薬品コンビニエンスストアなどでの販売解禁に備え、薬剤師がいないと処方できない調剤薬局の併設店舗数を増やすことにも力を入れている。

コンビニエンスストアポプラとの業務提携により、収納代行業務を行う店舗もある。

沿革

ここでは株式会社ツルハについて記載。持株会社である株式会社ツルハホールディングスの沿革も参照のこと。

  • 1929年 北海道旭川市創業
  • 1975年5月 薬類の卸売りを目的として、株式会社クスリのツルハコントロールセンター(現・株式会社ツルハ)を設立。
  • 1987年6月 東京六郷店開店。北海道以外では最初の店舗。
  • 1989年7月 店舗数100店舗となる。
  • 1991年8月 系列店舗の吸収合併、あるいは経営権譲渡により、ドラッグストア業務をクスリのツルハコントロールセンターに集約、合理化を図る。商号を株式会社ツルハに変更し、本社を札幌市(現在地)に移転。
  • 1992年4月 札幌中の島店を機に、調剤業務にも参入。
  • 1995年
    • 1月 ジャスコ株式会社(現・イオン株式会社)と業務・資本提携。
    • 10月 東北1号店(幸町店:秋田県)開店。
  • 1997年
  • 1999年4月 店舗数200店舗となる。
  • 2000年11月 株式会社ドラッグトマト(岩手県)の全株式を取得し子会社化。
  • 2001年
  • 2002年
    • 5月 東京証券取引所第1部上場。
    • 6月 株式会社ポテトカンパニー(山形県)の全株式を取得し子会社化。
  • 2003年10月
    • 株式会社ドラッグトマトを吸収合併。
    • 株式会社くすりの寺田(山梨県)から5店舗の営業権を取得。
  • 2004年
    • 2月 子会社の株式会社ポテトカンパニーを吸収合併。
    • 4月 店舗数400店舗となる。
    • 10月 子会社の株式会社リバースが株式会社エバラドラッグ(神奈川県)から5店舗の営業権を取得。
  • 2005年
    • 3月 三光ストアを経営する株式会社三光青森県)からドラッグストア事業(スーパードラッグ3)8店舗の営業権を取得。
    • 10月 全店舗で電子マネーEdy(現・楽天Edy)の使用が可能に。
    • 11月 株式交換により株式会社ツルハホールディングスの100%完全子会社となる。(持株会社として株式会社ツルハホールディングスが東京証券取引所第1部に上場し、株式会社ツルハは上場廃止)
  • 2006年8月 店舗数500店舗となる。
  • 2007年4月 株式会社信陽堂薬局(千葉県)から11店舗の事業を譲受。
  • 2009年6月 子会社の株式会社リバースが株式会社仁天堂(神奈川県)の株式を取得し子会社化。
  • 2010年5月 子会社の株式会社リバースが株式会社仁天堂を吸収合併。
  • 2011年5月 同じツルハホールディングスの完全子会社であった株式会社サクラドラッグを吸収合併。サクラドラッグの店舗を、順次ツルハドラッグに転換。
  • 2012年
    • 4月 甲子園店(兵庫県)開店。ツルハ単体としては初の関西地区進出。
    • 10月 栃木県第1号店となる宇都宮東宿郷店開店。
  • 2013年
    • 7月 全店舗に電子マネーマルチ端末を導入し、WAONiDQUICPayが使用可能となる(グループ会社のくすりの福太郎ウェルネス湖北でも導入される)。
    • 8月 同じツルハホールディングスの完全子会社であった株式会社スパーク(愛知県)を吸収合併。
    • 9月 株式会社かもめ(高知県)からドラッグストア・調剤薬局14店舗を譲受。店舗は順次ツルハドラッグに転換されたため、四国地区へ初進出する。
    • 11月 同年8月にツルハホールディングスの完全子会社となった株式会社ウエダ薬局(和歌山県)を吸収合併。
  • 2014年1月 交通系電子マネー(KitacaSuicaPASMOTOICAmanacaICOCASUGOCAnimocaはやかけん)が利用可能となる(グループ会社のくすりの福太郎・ウェルネス湖北でも利用可能になるだけでなく、翌月からは2013年12月にグループ会社となったハーティウォンツでも利用可能となる)。

店舗

当社は2014年7月現在947店舗でツルハグループの大半を占めており、北海道を中信とした東日本に主に展開している。

  • 北海道:335店舗(札幌市旭川市函館市をはじめ、ほとんどの都市で店舗数1位を誇り、道内店舗数2位のサッポロドラッグストアーに大きく差を付けている)
  • 東北:375店舗(企業単独の開発のほか、地元企業の買収による店舗も多い。秋田県山形県福島県では店舗数トップを誇る。その一方、青森県ではライバル関係にある丸大サクラヰ薬局横浜ファーマシー紅屋商事が拠点を置いていることもあり、店舗数は他の東北各県と比較すると少ない)
  • 関東:158店舗 (関東ではリバースによるフランチャイズ店舗のほか、信陽堂薬局から譲渡された店舗、吸収合併により継承した旧・サクラドラッグ店舗などがある。2012年10月に栃木県宇都宮市に県内初の新店舗が開店。関東地方では群馬県のみ1店舗も存在しない。
  • 中部近畿:55店舗(8店舗はスパークがフランチャイズで展開する。一帯はスギ薬局ジップドラッグスギヤマ薬品などが拠点を置いているため、開発は進んでいなかったが、2012年にツルハ単体として初の兵庫県内の店舗が開店した。なお、グループ会社のウェルネス湖北兵庫県に4店舗を出店しており、グループ合計では13店舗となる)また2013年には大阪府泉州地域・和歌山県のドラッグストア「はーと&はーと」10店舗を買収している。甲信地方の数店舗はくすりの寺田から譲渡されたもの)。
  • 四国:15店舗 2013年8月に高知県でドラッグストアを経営する株式会社かもめより14店舗を譲り受け、9月末にオープンする事が発表された。(中国地方についてはグループ会社のウェルネス湖北が担当する)

ツルハフェスタ

テンプレート:イベントインフォメーション ツルハフェスタ(Tsuruha Festa)は、札幌流通総合会館(アクセスサッポロ)にて毎年5月中旬の土曜日日曜日に開催されているイベント。

2008年から2012年まで行われていた『北海道健康サ美ット』をリニューアルする形で2013年にスタート。2013年度(5月24日 - 25日)は「ツルハドラッグ ビューティフルライフフェア」として開催されていたが、2014年度(5月17日 - 18日)は上記の名称となった。

健康サ美ット同様、製薬会社・化粧品会社・飲料メーカー等70社以上の企業が出展し、商品のサンプリングやデモンストレーションなどを行っている。またキッズコーナーを設けており、2013年は巨大エアースライダー、2014年はダンボール迷路とふわふわアスレチックアドベンチャーが設置されていた。この他2013年度は軽食やドリンクなどを販売するフードコーナーも設置したことがある。

健康サ美ット時代とは異なり、女性タレントを迎えてのトークショーは行われていない。

外部リンク

テンプレート:日本のドラッグストア テンプレート:イオングループ

テンプレート:Asbox