箱作駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年2月14日 (金) 02:20時点における49.251.241.9 (トーク)による版
箱作駅(はこつくりえき)は、大阪府阪南市箱作320番地にある、南海電気鉄道南海本線の駅。駅番号はNK39。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。
駅舎と改札口はホームごとに独立しており、改札内でのホーム相互間の往復は不可能になっている。
2007年2月28日までは現在の下り(山側)駅舎のみが存在し、跨線橋でホーム同士が結ばれていたが、2007年3月1日の上り(海側)駅舎の完成をもって移動が禁止され、上下線毎に改札が分離された。現在は跨線橋取り壊し工事が完了し、ホーム上屋が建設されて、現在の上屋と繋がった。
現在の上り(海側)駅舎がある敷地は、昔は孝子越え貨物列車の入れ替え(組替え)が行われていた。一部は現在も残り、保線車両の留置線(常時ではない)として利用されている。
また、南海本線箱作駅前地区整備事業により、駅前交通広場と駅前小広場、海側改札の新設、駅前の舗装、駅前小広場と山側・海側駅舎を結ぶ立体横断施設の整備が行われた。トイレは設置されている。
1 | テンプレート:Color南海線(下り) | 和歌山市方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color南海線(上り) | なんば・関西空港方面 |
利用状況
2012年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は4,941人。この数字は南海の駅全体では100駅中49位、南海本線の駅(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅は除外)としては41駅中26位。
駅周辺
京阪神有数の海水浴場である箱作海水浴場(ピチピチビーチ)は、駅の西方にある。
バス
最寄り停留所は箱作駅前となる。以下の路線が乗り入れ、南海ウイングバス南部(本社営業所)により運行されている。
- 阪南スカイタウン線
- 1 : 阪南スカイタウン循環
- 阪南市コミュニティーバス「さつき号」
- 桃の木台・万葉台コース
- いずみが丘・箱の浦コース
歴史
- 1898年(明治31年)10月22日 - 南海鉄道 尾崎駅 - 和歌山北口駅(紀ノ川駅の前身)間延伸と同時に開業。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1967年(昭和42年)7月24日 - 構内で入れ換え中の貨物列車に、和歌山市行き急行列車が衝突。93名重軽傷。
- 2007年(平成19年)3月1日 - 海側駅舎開業、跨線橋利用停止。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color南海本線
- テンプレート:Color特急サザン・テンプレート:Color急行
- 通過
- テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color特急サザン・テンプレート:Color急行
- 当駅 - 淡輪間に新駅箱の浦駅の設置計画があったが、実現には至らなかった。