広島県道241号筒賀停車場線
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テンプレート:Infobox road 広島県道241号筒賀停車場線(ひろしまけんどう241ごう つつがていしゃじょうせん)はJR可部線・田之尻駅(2003年(平成15年)12月1日廃止)と国道191号(国道433号重用)を結んでいた、かつて存在した一般県道である。2009年(平成21年)2月5日広島県告示第119号により廃止された。
目次
[非表示]概要
廃止当時の路線データ
沿革
- 1969年5月30日 広島県告示第428号により広島県道74号筒賀停車場線として認定される。
- 1969年7月1日 国鉄可部線加計 - 三段峡間開業(1969年7月27日)に際して山県郡筒賀村中筒賀(当時)に筒賀駅が設置されることになったことから筒賀駅は田之尻駅に改称する。しかし、路線名称が田之尻停車場線に改称されることは遂になかった[1]。
- 1972年11月1日 県道標識導入に伴う路線番号再編により現行の路線名称に変更される。
- 1987年4月1日 国鉄の分割・民営化により可部線と田之尻駅はJR西日本の管轄下に入る。
- 2003年12月1日 JR可部線可部 - 三段峡間廃止により存在意義が消滅する。
- 2004年10月1日 山県郡加計・戸河内両町および筒賀村が統合して山県郡安芸太田町が発足したことにより山県郡安芸太田町域のみを通る路線になり、併せて起終点の地名表記が変更される。
- 2008年12月2日 広島県の地元紙・中国新聞で存在意義の消滅した本路線と広島県道239号加計停車場線、広島県道303号上筒賀筒賀停車場線の再編が実施されることが報じられる。
- 2009年2月5日 広島県告示第119号により廃止され、跡地は広島県道303号上筒賀津浪線と広島県道304号中筒賀下線に再編される。
路線状況
重用区間
- 広島県道303号上筒賀筒賀停車場線(山県郡安芸太田町中筒賀)
- 広島県道304号中筒賀下線(山県郡安芸太田町中筒賀)
※最初は3路線重用、次に広島県道304号中筒賀下線との重用となり、結局単独になるのは筒賀橋の部分だけになる。
橋梁
- 筒賀橋(太田川)
地理
通過する自治体
- 山県郡安芸太田町
接続道路
- 広島県道304号中筒賀下線(山県郡安芸太田町中筒賀)
- 広島県道303号上筒賀筒賀停車場線(山県郡安芸太田町中筒賀)
- 国道191号(国道433号重用、山県郡安芸太田町津浪)
周辺
- 太田川
- JR可部線廃線跡(沿線には鉄橋やトンネルが残る)