春季賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年8月12日 (火) 08:36時点におけるTomodachinowa7 (トーク)による版
テンプレート:一次資料 春季賞(しゅんきしょう)は、日本数学会から贈られる数学の学術賞である。
前身は彌永賞で、日本数学会会員で40歳未満の優れた業績を上げた数学者に毎年贈られる[1]。
日本数学会において最も権威を持つ賞の一つである。40歳未満の優れた業績を上げた数学者に授与されるということで、 フィールズ賞の日本版のように思われることがあるが、フィールズ賞と違い実績の浅い准教授以下の地位の者に受賞される事もある。従って世界的に無名な数学者が受賞者だったり、20年以上も前に受賞したのに未だに准教授だったりするものがいる。年齢制限の無い賞には秋季賞がある。
彌永賞受賞者
1973年度
1974年度
- [[]](奈良女大理): 双曲型方程式に対する混合問題の研究
1975年度
1976年度
1977年度
1978年度
1979年度
1980年度
1981年度
- 柏原正樹(京大数理研): 偏及び擬微分方程式系の代数的研究
1982年度
1983年度
1984年度
- 松本幸夫(東大理): 余次元2の手術理論とその応用
1985年度
1986年度
- 小谷眞一(京大理): ランダム・ポテンシャルをもつシュレディンガー作用素のスペクトル理論
1987年度
春季賞受賞者
1988年度
- 加藤和也(東大理): 高次元H類体論の研究
1989年度
- 宮岡洋一 (都立大理) : Chern 数の間の関係式とその応用
1990年度
1991年度
1992年度
1993年度
1994年度
1995年度
1996年度
1997年度
1998年度
- 小澤徹(北大理): 非線形シュレディンガー方程式の研究
1999年度
2000年度
2001年度
2002年度
2003年度
2004年度
2005年度
2006年度
- 望月拓郎(京大理): Harmonic bundle の漸近挙動
2007年度
- 中西賢次(京大理): 非線形分散型方程式の研究
2008年度
- 高岡秀夫(神戸大理): 非線形分散型方程式に対する大域解析理論
2009年度
- 小沢登高(東大数理): 離散群と作用素環の研究
2010年度
- 伊山修(名大多元数理): 多元環およびCohen-Macaulay加群の表現に関する研究
2011年度
- 志甫淳(東大数理): 数論幾何学におけるp進コホモロジーとp進基本群の研究
2012年度
- 太田慎一(京大理): 測度距離空間・フィンスラー多様体上の幾何解析
()内の大学名は受賞当時
関連項目
参考文献
外部リンク
- 彌永賞・日本数学会賞受賞者リスト - 日本数学会の公式ページ