柳津町 (岐阜県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox 柳津町(やないづちょう)は、岐阜県の南部、羽島郡にあった町である。岐阜市への通勤率は24.0%(平成17年国勢調査)。2006年1月1日に隣接する岐阜市に編入合併した。 合併後は同名のまま、岐阜市の地域自治区として存在する。
目次
地理
岐阜県南部の濃尾平野に位置し、東側を木曽川が流れている。古くは水害に悩まされ、松枝輪中という輪中に属していた。
隣接していた自治体
歴史
戦国時代末期まで現在の境川が木曽川であり、当時の木曽川より南側は尾張の国葉栗郡であった。しかし(1585年)木曽川は大洪水を起こして流れが変わり、 現在の境川の場所を流れていた木曽川は南方へ移動してしまった。豊臣秀吉は新たな流れを美濃尾張の境とし、尾張の葉栗郡と中島郡の一部を美濃に編入した。(美濃の羽島郡というのは、尾張の葉栗郡と中島郡の一部が美濃へ移った地域である)
- 1889年(明治22年)7月1日 町村制施行により羽栗郡柳津村が成立
- 1896年(明治29年)4月18日 羽島郡に移る
- 1955年(昭和30年)9月26日 稲葉郡佐波村を編入する
- 1956年(昭和31年)9月26日 町制により柳津町となる
- 1992年(平成4年)11月1日 羽島市と境界変更
- 2006年(平成18年)1月1日 岐阜市に編入する
人口
人口推移
- 1980(昭和55)年 - 9,874人(15歳未満23.8%・15~64歳68.1%・65歳以上8.1%)
- 1985(昭和60)年 - 10,431人(15歳未満20.9%・15~64歳70.7%・65歳以上8.5%)
- 1990(平成2)年 - 10,825人(15歳未満17.1%・15~64歳73.6%・65歳以上9.3%)
- 1995(平成7)年 - 11,440人(15歳未満15.7%・15~64歳73.1%・65歳以上11.2%)
- 2000(平成12)年 - 12,334人(15歳未満16.0%・15~64歳70.3%・65歳以上13.7%)
- 2005(平成17)年 - 13,436人(15歳未満16.3%・15~64歳68.0%・65歳以上15.7%)
※人口は各年の10月1日現在(国勢調査による)
行政
町長
- 初代:伊藤千代太郎
- 2代目:水野周一
- 3代目:伊藤千代太郎
- 4代目:竹市鼎
- 5代目:速水仙一
- 6代目:伊藤利昭
- 7代目:伊藤郁雄
- 8代目:広瀬昇
教育
高等学校
中学校
- 境川中学校(岐阜市との共同公立中学校)
- 岐阜聖徳学園大学附属中学校
- 岐阜朝鮮初中級学校
小学校
交通
鉄道
路線バス
道路
名所・旧跡・観光スポット
- 境川緑道公園
- 道の駅柳津
- 高桑星桜