鹿児島県道20号鹿児島加世田線
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鹿児島県道20号鹿児島加世田線(かごしまけんどう20ごう かごしまかせだせん)は、鹿児島県鹿児島市を起点とし、同県南さつま市金峰地域を経て、鹿児島県南さつま市加世田唐仁原に至る主要地方道(県道)。
概要
鹿児島市の紫原団地入口交差点から笹貫陸橋交差点までは国道225号と重複する。かつては鹿児島市坂之上から慈眼寺団地をかすめて、指宿スカイライン錫山ICと接続するルートであったが、錫山バイパスの開通により同有料道路谷山ICを経由するルートとなった。
旧道は現在、県道19号の支線となっている。沿道には日本三大砂丘の一つ吹上浜および「吹上浜砂の祭典」が行われる新川海岸がある。
路線データ
- 路線認定日:1958年11月1日[1]
- 総延長:40.219km[2]
- 実延長:36.723km[2]
- 起点:鹿児島県鹿児島市(高見馬場電停前)
- 終点:鹿児島県南さつま市加世田唐仁原(慰霊塔下交差点)
- 主な経由地:南さつま市金峰町
- 旧路線名:大崎谷山線(1982年5月1日変更[3][4])
沿革
- 1932年(昭和7年) - 鹿児島県道鹿児島大崎線として認定される[5]。
- 1958年(昭和33年)11月1日 - 鹿児島県道大崎谷山線として認定される[5][1]。
- 1972年(昭和47年)8月2日 - 路線番号決定公告により大崎谷山線の路線番号に261が設定される[6]。
- 1976年(昭和51年)4月 - 鹿児島市の笹貫-西塩屋間(通称笹貫バイパス)が開通する(当時は県道22号の一部)[7]。
- 1982年(昭和57年)5月1日 - 鹿児島県道鹿児島加世田線に改称[3]。
- 1989年(平成1年) - 錫山バイパス(上福元町平治-金峰町宮崎間、7.7km)が開通する[7]。
地理
通過する自治体
接続する道路
- 国道225号(鹿児島市)
- 国道226号(鹿児島市)
- 国道270号(南さつま市)
- 国道226号(南さつま市)
- 谷山IC - 指宿スカイライン・鹿児島県道17号指宿鹿児島インター線(鹿児島市)
- 錫山IC - 指宿スカイライン・鹿児島県道17号指宿鹿児島インター線(鹿児島市)
- 鹿児島県道19号鹿児島川辺線(鹿児島市)
- 鹿児島県道21号鹿児島中央停車場線(鹿児島市)
- 鹿児島県道22号谷山伊作線(鹿児島市)
- 鹿児島県道210号小山田谷山線(鹿児島市)
- 鹿児島県道219号玉取迫鹿児島港線(鹿児島市)
- 鹿児島県道277号吹上浜公園線(南さつま市)
- 鹿児島県道291号松元川辺線(南さつま市)