年末年始
テンプレート:出典の明記 テンプレート:国際化 テンプレート:水曜日から始まる31日のカレンダーテンプレート:月曜日から始まる31日のカレンダー 年末年始(ねんまつねんし)は、1年の終わりから翌年の初頭の期間の総称である(具体的な期間は使用する場面によって異なる)。
日本
この期間を含め大まかに12月後半のことを年末、年の暮れ(としのくれ)あるいは暮れ、年の瀬(としのせ)[1]、1月前半のことは年始、年明け(としあけ)、新年(しんねん)、年始め(としはじめ)と言うことがある。
日本の場合、災害避難所になっている場合等一部を除いて、学校(冬休み)をはじめ、国や地方自治体の役所(官公庁)は休日(お正月休み)となる。多くの企業や店舗でも、この期間を休日(休暇、お正月休み)としている。新聞もこの期間は夕刊が発行されず、朝刊のみの発行となる。
4 - 5月の大型連休(ゴールデンウィーク)や旧盆時期(お盆休み)とともに、子供を連れて帰省したり、海外旅行(時節柄、ハワイなどの日本から近い温暖なリゾート地が多い)をしたりする家族が多く(いわゆる「民族の大移動」)、期間の初期や末期にはターミナル駅(長距離列車)や空港(航空便)が混雑したり、高速道路の一部区間が渋滞したりする。
海外旅行は近年はカップルや学生など若者が主流となっていて、子供連れは2001年アメリカ同時多発テロ後、特に2004年以降は減少傾向である[2]。
JRの特急回数券などの一部の特別企画乗車券が利用不可能になる繁忙期となる。ただし、日本に観光ビザで入国する外国人旅行者専用のジャパンレールパスと一部の特別企画乗車券は利用可能。多くの公共交通機関では12月30日から1月3日の間、休日扱いのダイヤとなるが、カレンダー通りや終夜運転もしくは特別ダイヤなどの運転がある。
ETC割引制度は、年末年始であっても平日・休日の区分はカレンダーの曜日に従っている(2008-2009年実績)。
年末年始の時期は、クリスマスや正月のお年玉や初売りなどに焦点を当てて、年末年始商戦をする業者も存在する。
マスコミ業界でテレビは29日から1月3日まで朝、昼のニュース番組、ワイドショーを休止して年末特番、バラエティー特番、1年のニュース、ドラマの一挙再放送、後述のスポーツ中継を放送する。ラジオはスポーツ中継とニュース特番のある日特定スポンサーの番組以外の時間は通常編成の局も多い。
主なイベント
12月
- 御用納め(12月28日、当日が休日(土曜あるいは日曜)の場合は直前の平日)
- 大納会、金融機関の営業最終日(12月30日、当日が休日(土曜あるいは日曜)の場合は直前の平日)
- 大掃除
- 正月飾り - 松飾り(門松)、しめ飾り(しめ縄)、床の間飾り、神棚飾り・鏡餅
- 日本レコード大賞(2005年までは12月31日、2006年から12月30日)
- 大晦日(12月31日)
1月
- 正月・新年・元日
- 初売(公式には2日)
- ほとんどの商店の営業が2日より始まる。
- 初仕事(2日)
- 外国における金融市場の取引開始(現地2日、当日が休日(土曜あるいは日曜)の場合は直後の平日)
- 御用始め・大発会(1月4日、当日が休日(土曜あるいは日曜)の場合は直後の平日)
- 日本の官公庁や金融機関、多くの企業では、この日から通常業務を開始する。
主なテレビ番組
12月
1月
- 正月・新年・元日
- 初詣!爆笑ヒットパレード(フジテレビ)
- 笑点新春スペシャル(日本テレビ)
- 全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝、TBSテレビ)
- 響音・新春伝統芸能(NHK)
- 天皇杯全日本サッカー選手権大会・決勝(NHK)(2014年のみ12月)
- 箱根駅伝(2日が往路・3日が復路、日本テレビ)