オッペン化粧品

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テンプレート:Infobox オッペン化粧品株式会社(オッペンけしょうひん)は大阪府吹田市岸部南に本社を置く、化粧品の製造製造・販売をおこなう企業である。

会社概要

関西を地盤とする化粧品メーカーの一社。訪問販売系の化粧品メーカーの中では古参の部類に入る企業の一つとして知られる。近年は化粧品のみならず、医薬部外品健康食品などのウェートが高くなっている。

近年はなくなったが、かつては朝日放送制作により、現在もテレビ朝日系で日曜昼に放送中の「新婚さんいらっしゃい!」に代表されるように、多数のスポンサー番組を持っていたことで知られる。

その他、本社内にオッペン・エステティックアカデミーを持ち、現在では大都市に多く見られるエステティック・サロンの走りとなる企業としても知られ、1980年代には六本木ロアビル内にエステティック・サロン(世間でまだエステティックという言葉が出回る前の時代)のゴールデン・ドアを開設していたこともある。

現在のロゴ1993年から使用している。それまでは特徴的な書体のロゴ及び放射型(いわゆるウニのような形)の社章を使用していた。なお、2010年8月13日-15日に京セラドーム大阪で行われた阪神ヤクルトの試合でバックネットに掲出した広告は旧ロゴのものであった。

略歴

  • 1953年9月18日 山下静夫が龍宝堂として化粧品製造販売を開始。
  • 1957年11月6日 オッペン化粧品本舗龍宝堂製薬株式会社設立。
  • 1977年1月 龍宝堂製薬株式会社から販売部門を分離し、オッペン化粧品株式会社設立。
  • 2003年11月 龍宝堂製薬株式会社と合併。
  • 2009年6月 前社長の甥である松田直大が、3代目社長に就任。前社長の山下聰一郎は会長に。
  • 2013年9月 瀧川照章が、4代社長に就任。前社長の松田直大は会長に。前会長の山下聰一郎は退任。

CMに起用された芸能人

スポンサー番組

現在

過去

全国ネット
ローカル

ネオンサイン

ファイル:Hokkaido Sapporo Odori Park.jpg
北海道札幌市の大通公園。写真左下の丸井今井札幌本店大通館隣にある「都心ビル」の屋上部にオッペンのネオンサイン看板が設置されていた。(2004年2月撮影)
かつては主要都市の中心街にネオンサインを設置していた。1993年にロゴタイプが変わった事や、同社を取り巻く環境が激変したこともあり、その数は激減すると共に、現在は香川県綾歌郡にあるJR四国予讃線宇多津駅近郊や石川県金沢市金沢駅から5分の所にある近郊ビルに設置されたネオンサインのみが稼動している。

かつてあった主な設置場所

その他

  • 「妙」(たえ)基礎化粧品
    1983年に発売されたスキンケア用化粧品。品目ごとに品名が異なっており(例として化粧水「恵雨(けいう)」、乳液「露芽(ろが)」など)、パッケージは金文字で表記された行書体の品名と植物の絵柄が特徴。現在も9品目が発売されているロングセラー商品である。
  • メンズジャパン
    1980年代中期に発売された男性用化粧品。訪販系の化粧品メーカーが男性用化粧品を発売するのは珍しく[1]当時CMが製作されるなど話題になったが、訪販というのが仇になったことや、ロードス、タクティクス、アウスレーゼなどをラインナップしている資生堂、エロイカ、バルカンをラインナップしているカネボウ、そしてルシード、ギャツビーなどのブランドを持ち、男性用化粧品に強いマンダムの前に歯が立たず、販売不振により数年で撤退を余儀なくされている。
  • オッペンローズシャトー
    1977年豊中市に開設された薔薇の庭園をモチーフにしたテーマパーク。1999年11月をもって、閉鎖されている。現在、吹田市の本社内にある「オッペン・エステティックアカデミー」もこのローズシャトーの敷地内にあった。第5回大阪施設緑化賞(みどりの景観賞)優秀賞を受賞している。
  • マリオジェラテリア
    1998年に開業したイタリアンジェラート専門店。2006年11月1日付でレストランの開発・運営・プロデュースを手掛けるスティルフーズより事業譲渡された。2012年2月21日に、オッペンの子会社として株式会社フェディーを設立。同社が運営している。

脚注

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外部リンク

  • 過去に訪販系化粧品メーカーでも、1970年代メナードから「アダムス」、ポーラから「ギャラントム」などの男性用シリーズ化粧品が発売されているが、こちらはラインナップを縮小した上で現在も販売が続けられている。