岡山自動車道
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テンプレート:Infobox road 岡山自動車道(おかやまじどうしゃどう、OKAYAMA EXPRESSWAY)は、岡山県岡山市北区の岡山JCTを起点とし、岡山県真庭市の北房JCTへ至る、高速道路(高速自動車国道)である。略称は岡山道(おかやまどう、OKAYAMA EXPWY)。法定路線名は米子自動車道と併せて中国横断自動車道岡山米子線(岡山市北区-境港市)である。
目次
概要
岡山県岡山市北区と真庭市を結ぶ高速道路で、中国横断自動車道岡山米子線の一部である。1991年3月16日に最初の区間である岡山JCT-岡山総社間が、山陽自動車道岡山総社支線として供用を開始した。
全区間を西日本高速道路(NEXCO西日本)が管理・運営している。前述の通り、岡山JCT-岡山総社IC間は、1997年3月14日まで山陽自動車道であったが、1997年3月15日の岡山総社IC-北房JCT間開通に合わせて岡山自動車道と名称変更された。
平成22年度高速道路無料化社会実験の対象になっていたが、平成23年6月19日に終了した[1]。
路線名
通過する市町村
接続する高速道路
インターチェンジなど
- 全線岡山県内に所在。
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用開始済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用開始されていない、または完成していないことを示す。なお、未開通区間の名称は仮称である。
- BSのうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
凡例 JCT - ジャンクション、IC - インターチェンジ、SA - サービスエリア、PA - パーキングエリア、BS - バスストップ、TN - トンネル、BR - 橋梁
IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
BS | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(15) | 岡山JCT | 山陽自動車道 | 0.0 | 岡山市北区 | |||
1 | 岡山総社IC | 国道180号 国道429号 |
2.7 | ||||
- | 総社PA | 7.0 | 総社市 | ||||
- | 塔坂TN | 上り線 1,450m 下り線 1,460m | |||||
- | 見延BR | 橋長 703m 橋高 76.2m | |||||
- | 槙谷TN | 上り線 1,170m 下り線 1,070m | |||||
2 | 賀陽IC | 国道484号 | 22.6 | ○ | 吉備中央町 | ||
- | 高梁SA | 30.9 31.4 |
上り線 下り線 |
高梁市 | |||
3 | 有漢IC | 県道49号高梁旭線 | 35.5 | ○ | |||
- | 有漢TN | 長さ 1,529m | |||||
真庭市 | |||||||
- | 北房水田BS | 43.1 | ○ | ||||
(17) | 北房JCT | 中国自動車道 | 43.9 |
SA・PA
- 岡山道のSAは高梁SAのみである。なお、高梁SAのガソリンスタンドは一時期休止していたが、上り線が2012年8月28日に、下り線は同年10月1日より再開した。
- PAは総社PAのみで、自動販売機のみの営業である。
主なトンネルと橋
- 塔坂トンネル(総社PA-賀陽IC):上り線 1,450m 下り線 1,460m
- 見延橋(総社PA-賀陽IC) : 703m
- 槙谷トンネル(総社PA-賀陽IC):上り線 1,170m 下り線 1,070m
- 有漢トンネル(有漢IC-北房JCT):1,529m
トンネルの数
区間名 | 上下線 |
---|---|
岡山JCT-総社PA | 0 |
総社PA-賀陽IC | 2 |
賀陽IC-有漢IC | 0 |
有漢IC-北房JCT | 1 |
合計 | 3 |
山間部を通過しているが、トンネルは少ない。
歴史
- 1991年(平成3年)3月16日:山陽自動車道岡山総社支線として、岡山JCTと岡山総社IC間の供用を開始する。
- 1997年(平成9年)3月15日:岡山総社ICと北房JCT間の供用を開始し、同時に山陽道岡山総社支線を岡山道に編入し、暫定2車線で全線が供用される。
- 1999年(平成11年)10月15日:岡山JCTと岡山総社IC間が両側4車線化される。
- 2005年(平成17年)10月17日:岡山総社ICと総社PA間が両側4車線化される。
- 2010年(平成22年)
道路管理者
警察
車線・最高速度
区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 |
---|---|---|
岡山JCT-賀陽IC | 4=2+2 | 80km/h |
賀陽IC-北房JCT | 2=1+1 | 70km/h
</small> |
交通量
平日24時間交通量(台)(上下合計)[2]
- 斜字は推計値を示す。
- 平成22年度の調査期間中において、全線(岡山JCT-北房JCT間)では高速道路無料化社会実験が行われていた。
料金 | 区間 | 平成17年度 (2005年度) |
平成22年度(2010年度) | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|
台数 | 混雑度 | |||||
有料 | 岡山JCT-岡山総社IC | 10,649 | 15,514 | 0.30 | (旧)山陽自動車道 データ上は山陽道 |
岡山県 |
岡山総社IC-賀陽IC | 8,697 | 15,671 | 1.53 | |||
賀陽IC-有漢IC | 7,669 | 12,866 | 1.27 | |||
有漢IC-北房JCT | 7,602 | 12,348 | 1.17 |
脚注
関連項目
外部リンク
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