国道429号

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国道429号(こくどう429ごう)は、岡山県倉敷市から京都府福知山市に至る一般国道である。

概要

起点の倉敷市玉島で国道2号から分岐し、旧国道2号を東進して倉敷市大島交差点から北上、山陽道倉敷IC岡山道岡山総社IC経由して岡山県中央部の山間を縫い、津山市に至る。津山市からは向きを東寄りに変え、宮本武蔵生誕地とされる美作市を経て兵庫県宍粟市に入り、山間を縫って朝来市などを経て京都府福知山市新庄で国道9号に接続する。

元々は府県道だった路線を国道に指定したもので、起点からの旧国道2号の区間を除き、狭小区間や急勾配、急カーブなど未整備区間が少なくなかった。現在は各所で整備工事が進められており、岡山県では旭バイパス(久米郡美咲町)の整備区間を除き、整備がほぼ完了している。しかし、志引峠を越えた兵庫県側では未整備区間が数多く残っており、越え区間で兵庫県の国道にしては珍しい「大型車通行困難」という道路標識が見受けられ、さらに冬季通行止め区間も存在する。

倉敷市浜ノ茶屋地内に起点方向への一方通行区間があるため、実質的に起点→終点の全線走破は不可能である。浜ノ茶屋交差点から浜ノ茶屋北交差点へ向かう道路は国道指定されていない。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史

  • 1982年(昭和57年)4月1日
    一般国道429号(倉敷市 - 津山市)として指定施行[4]
  • 1988年(昭和63年)
    岡山県が倉敷総社バイパスの整備に着手。
  • 1993年(平成5年)4月1日
    津山市から福知山市にかけて、県道津山大原線、県道朝来大原線、県道生野青垣線、府県道福知山青垣線が指定されテンプレート:要出典、一般国道429号(倉敷市 - 福知山市)として指定施行[5]
  • 2010年(平成22年)4月28日
    倉敷総社バイパスの全線が整備完了。

路線状況

バイパス

岡山県倉敷市西坂から岡山県総社市総社に至る延長5.8kmのバイパス吉備路を南北に貫く総社市岡谷 - 総社市総社間は、既存の農免道を拡幅し整備が行われた。2010年4月28日午前10時に供用開始した。
旭バイパス
休乢トンネル
兵庫県宍粟市の千種町岩野辺から波賀町斉木に至る延長2.9kmのバイパス。カーブが連続し、幅員が狭くいために通行の難所となっていた鳥ヶ乢峠をトンネルによりバイパスしている[6][7]2008年11月11日に供用開始[8]
神子畑バイパス
兵庫県朝来市佐嚢(神子畑地区)に建設された延長640mのバイパス。幅員は車道2車線6.0m、全幅9.0mで、総事業費は約5億円[9]。この道路工事にあわせてムーセ旧居が移築、改修されている[10]

重複区間

道路施設

道の駅

交通量

24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)

岡山県
  • 倉敷市玉島乙島字狐島 : 20,427
兵庫県
  • 宍粟市千種町西山 : 512

並行する旧街道

岡山県倉敷市

倉敷市 - 吉備中央町

地理

通過する自治体

交差する道路

沿線

主な峠

  • 休乢(岡山県美咲町-岡山県津山市)
  • 志引峠(岡山県美作市-兵庫県宍粟市)
  • 鳥ヶ乢(兵庫県宍粟市)
  • 高野峠(兵庫県宍粟市)
  • 生野峠(兵庫県朝来市-同県丹波市)
  • 榎峠(兵庫県丹波市-京都府福知山市)

脚注

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注釈

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出典

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関連項目

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外部リンク

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