埼玉県道・茨城県道267号幸手境線

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埼玉県道・茨城県道267号幸手境線(さいたまけんどう・いばらきけんどう267ごう さってさかいせん)は、埼玉県幸手市から茨城県猿島郡五霞町を経て、茨城県猿島郡境町までを結ぶ一般県道である。

概要

途中の利根川が架けられておらず、河川敷内の区間が未供用、さらに茨城県猿島郡境町内の区間は通行不能になっているため、事実上は埼玉県幸手市と茨城県猿島郡五霞町とを結ぶ道路となっている。茨城県猿島郡五霞町内の交通の基幹道路であり、新4号国道から国道4号へ流入する車両や沿線の住宅からの通学者・工場への通勤者等で埼玉・茨城県境付近を中心に交通量は多いようである。全線にわたって歩道が未整備である。

なお、当路線においてはバイパス道路の整備が予定されており、茨城県側では原宿台地内において一部供用開始されている。しかしながら埼玉県側では未だ建設が開始されておらず、埼玉県によって架橋される中川の新上船渡橋(現在の上船渡橋の直近下流に架橋予定)も設計段階であるため、全線の開通は当分先のこととなる見込みであるテンプレート:要出典。ちなみに、このバイパス計画においても利根川に架橋することは予定されておらず、「幸手境線」という名前とは裏腹に、この道路のみを通って埼玉県幸手市と茨城県猿島郡境町を行き来することは将来にわたって不可能である。

路線データ

  • 起点:埼玉県幸手市(北2丁目交差点 = 国道4号交点)
  • 終点:茨城県猿島郡境町(塚崎地内 = 国道354号交点)[1]
  • 総延長:7.082km
    • 埼玉県内区間:0.785km
    • 茨城県内区間:6.297km
      • 未供用延長:0.869km
      • 通行不能区間延長:1.070km

歴史

1959年昭和34年)10月14日、新たな県道として埼玉県北葛飾郡幸手町を起点とし、茨城県猿島郡境町を終点とする区間を本路線とする県道幸手境線として茨城県が県道路線認定した1995年平成7年)に整理番号267となり現在に至る。

年表

  • 1959年昭和34年)10月14日
    現在の路線が路線認定される(図面対象番号248)[2]。茨城県内の道路区域は、県界猿島郡五霞村大字冬木から猿島郡境町大字塚崎の主要地方道古河岩井線(現、国道354号)交点までと決定された[1]
  • 1995年平成7年)3月30日:茨城県区間において、整理番号が整理番号304から現在の番号(整理番号267)に変更される[3]

交差する主な道路

沿道の施設等

交差する河川

脚注

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関連項目

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  1. 1.0 1.1 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号),茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
  2. 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号),茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
  3. 県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号),茨城県報 第637号(1995年(平成7年)3月30日)より