出雲崎町
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テンプレート:Infobox 出雲崎町(いずもざきまち)は、新潟県中越地方にある日本海に面した町。
目次
概要
良寛の出生地で、松尾芭蕉の奥の細道にも登場した。江戸時代には幕府直轄の天領地となり、北前船の寄港地、佐渡島からの金銀荷揚げの地として栄えた。日本における「近代石油産業発祥の地」であり、紙風船の生産日本一(全国シェアの80%超)でもある。遠浅の海が広がり、夏になると臨海学校に県外から生徒が訪れる。2008年、黒人演歌歌手ジェロの海雪の舞台となった。
地理
- 山:
- 河川:島崎川
- 湖沼:
歴史
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い三島郡出雲崎住吉町、出雲崎石井町、出雲崎羽黒町、出雲崎鳴滝町、出雲崎木折町、井ノ鼻村が合併し、出雲崎町が発足。
- 1904年(明治37年)4月1日 - 三島郡尼瀬町と合併して、出雲崎町を新設。
- 1957年(昭和32年)6月20日 - 三島郡西越村と合併し出雲町を設置。即日、出雲崎町に名称を変更。
- 1958年(昭和33年)1月1日 - 大字高畑を分離し三島郡和島村に編入。
人口
行政
経済
漁業
- 出雲崎漁港
姉妹都市・提携都市
国内
地域
教育
- 出雲崎中学校
- 出雲崎小学校
- 新潟県立出雲崎高等学校
交通
鉄道路線
路線バス
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 良寛堂(生家橘屋の屋敷跡)
- 良寛記念館
- 芭蕉園
- 井鼻海水浴場、尼瀬海水浴場、出雲崎海水浴場
- 妻入りの街並み
著名な出身者
- 良寛(僧侶)
- 新津恒吉(昭和シェル石油の前身の1つである新津石油の創業者。晩年に故郷へ多大な寄付を行った。新潟市には恒吉が迎賓館として建てた洋館、新津記念館が保存されている。)
- 近藤正道(前参議院議員・社民党)
- たかもちげん(漫画家)
関係者
関連項目
参考文献
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。