トステム
テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox トステム(TOSTEM)は、日本の企業グループ・LIXILグループの株式会社LIXIL(リクシル)が展開するアルミサッシや建材のブランド名。また、トステム株式会社(TOSTEM Corporation)は、2011年(平成23年)3月までこれらの事業を展開していた企業である(法人格としては存続している)。アルミサッシの製造では日本国内シェア1位であった。
目次
概要
2001年(平成13年)10月に、INAXとの経営統合した。その際、(初代)トステム株式会社が株式会社INAXトステム・ホールディングス(現・LIXILグループ)に社名変更するとともに持株会社となり、そのもとで事業を行う同グループの中核企業として、新たに(2代目)トステム株式会社が設立された。
また、2011年(平成23年)4月にグループ内の再編により、(2代目)トステムが存続会社となり、INAX、新日軽、東洋エクステリア、(初代)LIXILを合併するとともに、(2代目)LIXILに改称した。これにより、トステムという社名は姿を消し、LIXILのブランド名のひとつとして存続することとなった。
沿革
- 1923年 - 創業 (建具小売業「妙見屋商店」(創業者・潮田竹次郎)を東京都墨田区に設立)。
- 1949年9月19日 - 日本建具工業株式会社として会社設立(設立者・潮田健次郎)。
- 1969年 - 住宅用アルミサッシを製造開始。
- 1971年 - 販売会社6社が合併し、トーヨーサッシ株式会社(Toyo Sash Co., Ltd.)を発足。
- 1985年 - トーヨーサッシ、東証2部に上場。
- 1987年 - トーヨーサッシ、東証1部に指定替え。
- 1990年 - アルナ工機(解散)から建材事業を譲受。
- 1992年 - トステム株式会社に社名変更。
- 2001年10月1日 - 「株式会社INAXトステム・ホールディングス」に社名変更(持株会社配下に)。新事業会社トステム株式会社を設立。
- 2001年10月21日 - INAXをINAXトステム・ホールディングス配下に編入。
- 2002年 - 近畿車輛より建材営業部門を譲受、トステムSD株式会社を設立(同社は2011年4月の株式会社LIXIL(2代目)発足時に、旧トステム子会社のトステム鈴木シャッター株式会社に統合され、株式会社LIXIL鈴木シャッターに改称)。
- 2004年10月1日 - 株式会社INAXトステム・ホールディングスが「株式会社住生活グループ」に社名変更。社長は小川康彦。
- 2011年4月1日 - 当社を存続会社として、株式会社INAX、新日軽株式会社、東洋エクステリア株式会社、株式会社LIXIL(初代)を吸収合併し、株式会社LIXIL(2代目)に商号変更。
事業所
主要工場
- 栗沢工場 - 北海道岩見沢市(旧空知郡栗沢町)
- 北広島工場 - 北海道北広島市
- 一関工場 - 岩手県一関市
- 須賀川工場 - 福島県須賀川市
- 小山工場 - 栃木県小山市
- 鹿沼工場 - 栃木県鹿沼市
- 前橋工場 - 群馬県前橋市
- 粕川工場 - 群馬県前橋市
- 水戸工場 - 茨城県常陸大宮市
- 大和工場 - 茨城県桜川市
- 下妻工場 - 茨城県下妻市
- 藤花工場 - 茨城県下妻市
- 石下工場 - 茨城県常総市
- 岩井加工工場 - 茨城県坂東市
- 岩井窯業工場 - 茨城県坂東市
- 土浦工場 - 茨城県土浦市
- 狭山工場 - 埼玉県狭山市
- 野田工場 - 千葉県野田市
- 七光台工場 - 千葉県野田市
- 松戸工場 - 千葉県松戸市
- 横浜工場 - 神奈川県横浜市
- 可児工場 - 岐阜県可児市
- 伊吹工場 - 岐阜県不破郡
- 名張工場 - 三重県名張市
- 久居工場 - 三重県津市
- 熊山工場 - 岡山県赤磐市
- 甘木工場 - 福岡県朝倉市
- 有明工場 - 熊本県玉名郡
- 沖縄工場 - 沖縄県宜野湾市
- 大連工場 - 大連市金州区
閉鎖された工場
- 綾部工場 - 京都府綾部市(2010年3月閉鎖)
- 吉見工場 - 埼玉県比企郡(2009年12月閉鎖)
- 豊橋工場 - 愛知県豊橋市(2009年12月閉鎖)
- 勝央工場 - 岡山県勝田郡(2009年11月閉鎖)
- 大生郷工場 - 茨城県常総市(2008年9月に閉鎖)
- 水口工場 - 滋賀県甲賀市(2008年3月に閉鎖)
- 成東工場 - 千葉県山武市(2007年9月末に閉鎖[1])
主な製品
- サッシ・窓・シャッター
- サーモスII - 2012年12月に「サーモス」を改良。新開発の「スマートシナジーシステム」の採用により、高断熱性能がありながらスリムフレーム化を実現した。アルミ構造の「サーモスII-S」とアルミ+樹脂のハイブリッド構造・高断熱複層ガラス標準設定の「サーモスII-H」の2タイプがある。
- デュオPG(発売時、W(ダブルユー)をCMキャラクターに起用)
- シンフォニーウッディー/シンフォニーマイルド
- マイスターII
- インプラス - 既存の窓に追加するだけの防音・断熱内窓
- ワイドウィン
- オープンウィン
- シンプルアートII/シンプルアートEX
- 玄関ドア・引戸
- アヴァントス/アヴァントスIS
- グルエ
- ディクシード
- フォラード
- プレナスX
- エルムーブ
- エクステリア
- テリオスポートIII
- コートラインII
- エックスステージ
- IORI(イオリ)
- インテリア建材
- 高性能住宅工法
- スーパーウォール工法(SW)
- スーパーストロング構造体バリュー(SSバリュー)
- 壁・床・基礎を強化し、耐震性能を高めた構造体。万が一地震の揺れが原因で住宅が全壊した場合、建て替え費用の一部を最大2,000万円まで負担する耐震補償付。
- なお、スーパーウォール工法・スーパーストロング構造体バリューは、LIXILではパネルや構造体の製造・販売のみ行っており、受注・施工は各地の地元の建設会社・工務店がそれぞれ行っている。
- LIXILでは、各地の地元の中小の建設会社・工務店が大手ハウスメーカーに対抗すべく、建築前の耐震性、冷暖房費削減率の診断、各保証制度の斡旋、現場見学会開催時の人的サポートなどの提案・サポートも行って強固な信頼関係を築き、トステムブランドの拡販につなげている。
- マンション・ビル向け建材、店舗用建材
韓国のLG化学と合弁会社設立
トステムは2009年(平成21年)3月11日、韓国LG化学と同年4月に合弁会社を設立すると発表した。 トステムにとって初めての海外合弁事業になる。トステムの技術を元にアルミ建材などを開発し、LG側の販売網をいかして販売する。 発表によると、日本の国内需要が落ち込む中で、海外での販売を強化したいトステム側と、アルミニウム建材事業を拡大したいLG化学側の思惑が一致した。 新会社の名称は「LG―TOSTEM BM」となる。本社はソウルに置く予定。 生産は当面、外部に委託する予定。2012年(平成24年)に売上高1200億ウォン(約120億円)を目指すと発表されている。 資本金は60億ウォン、LG側が51%、トステムが49%出資。 合弁会社のLGトステムは、LG化学の産業材の事業部門が分社化して2009年(平成21年)4月新しく発足する「LGハウシス」の子会社になる。 LGトステムはアルミ建材や産業用アルミニウム製品などの製造販売を行う。
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Jリーグ鹿島アントラーズのオフィシャルスポンサーであり、ユニフォームにロゴが書かれている。多くのクラブがユニフォームの胸スポンサーを入れ替える中、1996年(平成8年)に鹿島のユニフォームの前面がチームロゴからスポンサー広告に切り替わって以降一度も変更されることが無く、一貫して鹿島のサポートを続けている。2011年(平成23年)4月1日より、当社を含む住生活グループ5社の合併によって会社名がLIXILとなるため、2011年度ユニフォームより表記が「LIXIL」となっている。
過去の提供番組(トーヨーサッシ・トステム時代を含む)
- 新エアーウルフ 復讐編(日本テレビ)
- ビートたけしの全日本お笑い研究所→番組の途中ですが…再びたけしです(日本テレビ)
- 水曜グランドロマン (日本テレビ)
- 情報7days ニュースキャスター(TBS系・2009年4月 - 2009年12月)
- 新婚さんいらっしゃい!(朝日放送制作:テレビ朝日系・第2部スポンサー)
- たけしのTVタックル(テレビ朝日)
- ゴールデン洋画劇場(フジテレビ)など。
CMキャラクター
- トーヨーサッシ時代
- トステム時代
脚注
関連項目
- 鹿島アントラーズ(チームオフィシャルスポンサー)
- トステムマネジメントシステムズ
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ テンプレート:PDFlink トステム株式会社、2007年3月29日