「楠ジャンクション」の版間の差分
(相違点なし)
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2013年12月8日 (日) 00:31時点における最新版
楠ジャンクション(くすのきジャンクション)は、愛知県名古屋市北区にある、名古屋第二環状自動車道、名古屋高速1号楠線及び名古屋高速11号小牧線が接続するジャンクションで、大我麻町交差点の上空にある。
また、大我麻町交差点は、環状2号(名古屋環状2号線・国道302号)と名濃バイパス(国道41号)が接続する。
目次
ジャンクション構造
接続道路
以下の高速道路を接続する四叉分岐のジャンクションである(図-1)。
- 名古屋第二環状自動車道(13番)
- 名古屋高速1号楠線(13番)
- 名古屋高速11号小牧線(13番)
名古屋第二環状自動車道は環状2号(名古屋環状2号線・国道302号)と一体で整備された路線で、名古屋南JCT・名古屋西JCT間で、名古屋市の東側から北側にかけて環状で結んでいる。当JCT付近は、東西方向に走っており、東方が名古屋南JCT、西方が名古屋西JCTである。一方、名古屋高速道路は南北方向に直通する2路線が走っており、名古屋市街地へ向かう1号楠線が南方向、小牧へ向かう11号小牧線が北方向である。
当JCTはこれらの路線を相互に連絡するものである。名古屋第二環状自動車道の勝川IC-清洲東IC間開通に伴い、1991年に設置された。
線形と特徴
当JCTの平面図を図-2に示す。本線・ランプともに鋼箱桁橋をはじめとする高架構造である。比較的市街化が進んだ地域に設けられたジャンクションであり、日本道路公団(現・中日本高速道路株式会社)の施設のある北西側に構造物を集中させた結果、変則的な対向ループ型のランプ配置となった。合流・分流も複雑で、ランプの縦断勾配も上り・下りの変化が激しい。
また、名古屋第二環状自動車道の南側には、東海交通事業城北線が高架で併走しており、交差するランプは高架でこれを越えている。更に、名古屋第二環状自動車道は環状2号(名古屋環状2号線・国道302号)、名古屋高速道路は名濃バイパス(国道41号)上空に設けられており、国道が交わる大我麻町交差点も立体交差しているなど、一帯は多層の立体交差構造となっている。
料金所・併設インターチェンジ
料金所
名古屋第二環状自動車道と名古屋高速道路は、管理する事業者が異なりそれぞれ単純支払い方式であるため、乗り継ぎの際は料金所を通る。ただし、名古屋高速道路は付近に本線料金所が別途設けられているため、ジャンクション内の料金所は名古屋第二環状自動車道の料金所2ヶ所のみである。
- 第一料金所(名古屋IC・名古屋南JCT方面入口)
- レーン数 : 3
- ETC専用 : 1
- 一般 : 1
- 休止 : 1
- レーン数 : 3
- 第二料金所(清洲JCT・名古屋西JCT方面入口)
- レーン数 : 2
- ETC専用 : 1
- 一般 : 1
- レーン数 : 2
併設インターチェンジ
ジャンクションであることから一般道路とのアクセスはないが、付近には以下のインターチェンジが併設されている。
いずれも片方向のみの出入口であり、名古屋第二環状自動車道西方とのアクセスは山田東IC(出口のみ。約1.5km西)及び山田西IC(入口のみ。約2.5km西)にて可能である。また、名古屋高速11号小牧線とのアクセスは、約1km北の豊山南出入口で可能。
歴史
- 1991年3月19日 : 東名阪自動車道(現・名古屋第二環状自動車道) 勝川IC-清洲東IC間開通に伴い供用開始。名古屋高速1号楠線に接続。
- 1994年11月16日 : 名古屋高速1号楠線延伸工事のため、1号楠線との分岐を中止。
- 1995年9月19日 : 名古屋高速1号楠線 楠JCT-東片端JCT間開通に伴い1号楠線に再度接続。
- 2001年3月11日 : 名古屋高速11号小牧線と接続。
隣
- 名古屋第二環状自動車道
- (12)楠IC - (13)楠JCT - (14)山田東IC
- 名古屋高速11号小牧線
- (13)楠JCT - (1101,1111)豊山南出入口