R・J・ヴィンセント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
R・J・ヴィンセント(Raymond John Vincent, 1943年2月28日 - 1990年11月2日)は、イギリスの国際政治学者。元ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の国際関係論教授。英国学派の一人。
ウェールズ大学卒業後、レスター大学で修士号、オーストラリア国立大学より博士号取得。指導教官はヘドリー・ブルだった。キール大学、オックスフォード大学を経て、スーザン・ストレンジの後任として、1989年にLSE教授となる。
著作
単著
- Nonintervention and International Order, (Princeton University Press, 1974).
- Human Rights and International Relations, (Cambridge University Press, 1986).
編著
- Foreign Policy and Human Rights: Issues and Responses, (Cambridge University Press, 1986).
共編著
- Order and Violence: Hedley Bull and International Relations, co-edited with J. D. B. Miller, (Clarendon Press, 1990).
- The West and the Third World: Essays in Honour of J. D. B. Miller, co-edited with Robert O'Neill, (Macmillan, 1990).