M63 (天体)
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M63 (NGC5055) | |
星座 | りょうけん座 |
観測データ | |
種別 | 渦巻銀河 |
赤経 (RA, α) | 13 h 15.8 m (J2000.0) |
赤緯 (Dec, δ) | +42° 02' (J2000.0) |
距離 | 2350万 光年 |
視等級 | +8.6 |
視直径 | 12'x8' |
物理的性質 | |
直径 | _ 光年 |
絶対等級 | _ |
特性 | _ |
その他の名称 |
サンフラワー銀河 |
280px |
M63 (NGC5055) はりょうけん座にある渦巻銀河。天の川銀河とほぼ同じ10万光年の直径を持つとみられる。M51やM101と同じM51銀河群に属している。
1779年にメシャンが発見した。シャルル・メシエは「メシアンの発見した星雲である。微かでM59と同じくらい。星を含まない。測微尺の僅かな照明で消える。近くの8等星が星雲に先行する」とした。ウィリアム・ハーシェルは「非常に明るく、NpからSf方向に広がる。よく輝く核がある」とした。
双眼鏡で十分恒星と見分けられる明るい銀河の一つである。口径5cmの望遠鏡で星雲らしくなる。中心部に輝く星が見える。口径10cmで中心がよく輝いて、淡い楕円形の光にとりかこまれていることが分かる。条件さえ良ければ星雲の一端がとがっているのも見える。口径20cmの望遠鏡では中心部を取り巻く光芒が次第に見えてくる。口径が大きくなるに従って、中心部をとりまく腕が明瞭になってくる。
M63にはひまわり銀河[1]またはサンフラワー銀河[1](Sunflower Galaxy )という通称がある。名の由来としては、銀河の形状がヒマワリの花に似ていることによるものである。
銀河の端に見える8等星は、M63とは無関係である。1971年に超新星が発見された。
出典
- ↑ 1.0 1.1 渦巻銀河合体の痕跡:M63ナショナルジオグラフィック ニュース