M107 (天体)
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M107 | |
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星座 | へびつかい座 |
観測データ | |
種別 | 球状星団 |
赤経 (RA, α) | 16h32.5m (J2000.0) |
赤緯 (Dec, δ) | -13° 03' (J2000.0) |
距離 | 19200 光年 |
視等級 | 8.1 |
視直径 | 10' |
物理的性質 | |
直径 | _光年 |
絶対等級 | _ |
特性 | _ |
その他の名称 | NGC 6171 |
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M107 (NGC6171) はへびつかい座にある球状星団。距離約20000光年。
1782年にメシャンが発見した。オリジナルのメシエカタログには記載されていないが、メシエも観測しているはずだということから、1947年にM105、M106とともにメシエカタログに加えられた。1793年にウィリアム・ハーシェルも独立で発見しており「非常に美しく、星数が多く密集し、径5'~6'。中心部にむかって次第に星の密集度が高くなってくる。5個の明るい星がまわりにみえる」とした。
まばらだが小さく双眼鏡では星雲状に見える。へびつかい座には7つのメシエ天体があり、その全てが球状星団であるが、他の球状星団と比べると微かである。マラスは口径10cmの望遠鏡で見て「個々の星が見え、外側部はザラザラとした感じで、中心部は楕円形」とした。通常は口径20cmの中倍率でようやく周辺の微星が見え始める。口径30cmでも中心部が星に分かれない。中心部まで星に分離するには口径40cmの望遠鏡を必要とする。