IG-88

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IG-88は、映画『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場するドロイドのバウンティハンター(賞金稼ぎ)である。

概要

スリムな風貌ながら内装火器を複数持ち、戦闘用ドロイドとして製作されたとされる。オリジナルモデルのIG-88Aは自我を持っており、自分を開発した研究者等を殺害後まだ人格プログラムをインストールされていなかった3体の同型ドロイドに自身の人格プログラムを同期させる。自分自身のメンテナンスのため、そして後述する目的のカモフラージュのために賞金稼ぎとして活動しており、そのために殺人をも犯す。完成されたバトル・ドロイドの中でも屈指の能力を持つが、それだけに冷徹で容赦が無い。

映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』では1体(IG-88B)がハン・ソロ追跡の任を帯びるシーンでダース・ベイダーに呼び出されてボバ・フェットと一緒に艦橋のシーンで一瞬出た後、クラウド・シティでC-3POが処分されかけるシーンでなぜか廃品の中に混じっていた(設定上はボバの手柄を横取りしようとしてボバに破壊された事になっている)だけで見せ場は少ない。しかし、小説中では残された3体がドロイドに拠る反乱を企て、そのうちの1体(IG-88A)が工場惑星を手中に収め第2デス・スターのメインコンピューターと入れ替わる(直後に反乱同盟軍によって破壊されたが)など、様々な活動が描写されている。

nintendo64のゲーム『スター・ウォーズ 帝国の影』にボスとして登場。カーボン冷凍されたハン・ソロを横取りするためにボバ・フェットを追う過程で、同様にボバを追っていたダッシュ・レンダーと惑星オード・マンテルにおいて遭遇。ダッシュの前に立ちふさがる事になる。

関連項目

テンプレート:スター・ウォーズ・シリーズen:List of Star Wars characters#I sv:Prisjägare i Star Wars#IG-88