エクソダスギルティー
『エクソダスギルティー』(EXODUS Guilty)は、アーベルが開発し、イマジニアが1998年11月26日に発売したプレイステーション用アドベンチャーゲーム。
概要
本作は、同じ地域ながら「過去編」「現在編」「未来編」異なる3つの時代と3人の主人公の視点を切り替えながら物語を進めていく「マルチタイム・ザッピングシステム」と題したザッピング方式を採用している。多くの謎や世界観が3つのシナリオを互いに結び付いた展開になる壮大なストーリーになっている。
オリジナルのPS版にはキャラクターボイスは収録されておらず、ゲーム中のアニメーションの台詞も字幕として表示される形になっている。また、「調べる」「話す」と言った基本的な行動は全て自動で行なわれ、プレイヤーが操作するのは「移動」「アイテムの使用」程度と、菅野作品の中ではシンプルなシステムとなっている。
なお、クリアまでのプレイ時間等に応じて、真珠から最高位のダイヤモンドまでの5段階のランクに分類され、ランクに応じて声優のフリートークが視聴できる。
本作は後に様々な形でリメイクされており、2001年5月31日にはドリームキャストにて声優によるキャラクターボイスを追加した『エクソダスギルティー・ネオス』、2002年12月5日にはパソコンにてボイスと性描写を追加した『エクソダスギルティー・オルタナティブ』、2003年11月27日には『エクソダスギルティー・バージナル Vol.1現代編』、同『Vol.2過去編』、2003年12月11日には同『Vol.3未来編』がDVDプレイヤーズゲーム各2枚組という形態で発売された。
キャッチコピーは「100万人が泣いた!」。
メインスタッフ
CD
エクソダスギルティー オリジナルサウンドトラック
1999年2月5日、バンダイ・ミュージックエンタテインメントより発売。
- 〈世界〉〜伝説・伝承
- 危機
- 解明
- 死、回想
- 母なる心
- ミスティック・フォレスト
- 心
- 恐怖
- 復活
- 〈過去編〉〜胎動
- 荒野を行く
- 寂しげな街
- ウル・アーク
- 豪傑
- 宣教師
- アクア
- フレア
- クエイク
- ウィンディ
- 神殿
- ジーナ=イー
- 〈現代編〉〜変遷
- 探索
- 静寂
- アイ
- レイナ
- ファントム
- 謎
- トレジャー・ハンター
- ホーム
- 戦闘
- アルゲリーチ
- 湖底探索
- 〈未来編〉〜終末
- 静かな道
- ラーライラ
- ティティ
- ザザン1
- ザザン2
- レイルル
- タツタ
- リリィ
- 虎牢関
- 集落
- リリーヌ
- 厳格
- オープニングテーマ
エクソダスギルティー CDドラマコレクション
1999年3月25日、パイオニアLDC(現・ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)より発売。
- プロローグ
- 第1話「それぞれの想い」
- 第2話「出会い」
- 第3話「タツタ」
- 第4話「ザール」
- 第5話「遠い願い」
- エピローグ
- 奇跡の光
- スタッフ・キャスト