高茶屋駅
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ホーム
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貨物用ホーム跡
高茶屋駅(たかちゃやえき)は、三重県津市高茶屋一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)の紀勢本線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有し、単式ホームに接して駅舎のある地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎は古くからの木造のもので、天井が高い。かつては貨物扱いをしており、現在もその遺構が一部残る。太平洋戦争中は、高茶屋駅から津海軍工廠へ引き込み線が整備されていた[1]。
津駅管理の無人駅。2011年9月30日までは、駅舎の中で東海交通事業の職員がマルス端末で発行した乗車券類を販売していた。
2番線を本線とした一線スルーであるため、行き違いがない場合、通過列車は上下とも2番線を通過する。ただし、停車列車については、上り列車は1番線、下り列車は2番線(一部3番線)に発着する。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color紀勢本線 | 上り | 亀山・名古屋方面[2] |
2・3 | テンプレート:Color紀勢本線 | 下り | 松阪・伊勢市方面[2] |
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 588 |
1999年 | 574 |
2000年 | 547 |
2001年 | 556 |
2002年 | 554 |
2003年 | 535 |
2004年 | 527 |
2005年 | 518 |
2006年 | 560 |
2007年 | 537 |
2008年 | 505 |
2009年 | 485 |
2010年 | 502 |
2011年 | 448 |
2012年 | 397 |
駅の年間乗車者数は、明治27年(1894年)には約1万9千人(52人/日)、昭和元年には約16万人(444人/日)が利用している。その後、参宮急行電鉄(現在の近畿日本鉄道)・伊勢電鉄の開通に伴い昭和5年以降一時減少した[3]。
駅周辺
- イオン津南ショッピングセンター・サンバレー
- 三重県科学技術振興センター
- 井村屋グループ
- 株式会社松阪鉄工所 MCC
- 三重県立盲学校
- 三重県立城山特別支援学校
- 三重県立津高等技術学校
- 三重県警察学校
- 津市立南郊中学校
- 津市立高茶屋小学校
- 松浦武四郎記念館(雲出川を挟んだ松阪市内〔旧・三雲町〕に所在)
- 国道23号
- 国道165号
バス路線
- 高茶屋バス停
- 21-0系統 久居駅
- 21-0系統 久居駅(雲出鋼管町経由)
- 21-1系統 雲出鋼管町
- 21-5系統 香良洲公園 (雲出鋼管町経由)
- サンバレーバス停
- 31系統 津駅前(乙部朝日経由)
- 31系統 天白
- 32系統 イオン津(上弁財経由)
- 32系統 津駅前(上弁財経由)
- 32系統 香良洲公園
- 32系統 香良洲公園(上弁財経由)
- 52系統 椋本(柳山経由)
- 52系統 豊里ネオポリス(柳山経由)
- 52系統 津駅前(柳山経由)
歴史
- 1893年(明治26年)12月31日 - 参宮鉄道が津 - 相可(現・多気) - 宮川間で開業した際に設置。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。参宮線の所属となる。
- 1945年(昭和20年)10月23日[4]、または11月23日[5] - RTO(連合軍鉄道輸送事務所)設置。
- 1945年(昭和20年)12月17日 - RTO閉鎖。ただし松阪管理部員は翌年10月1日まで引き続き執務を行った[5]。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 線路名称改定。当駅を含む参宮線亀山 - 多気間が紀勢本線に編入される。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 2011年(平成23年)10月1日 - 簡易委託終了により、無人化。
駅名の由来
地名「高茶屋」の由来は、江戸時代に伊勢神宮への参拝がさかんとなり参宮街道(伊勢街道)が津を出て松阪に向かう途中の高台に休憩の茶屋があった事による。また、津藩主・藤堂高次が藩内を巡視した時、この茶屋あたりで休憩して、「高茶屋」と名を付けたとの説もある[6]。地元では「たかぢゃや」と呼ばれることが多い。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 紀勢本線
- テンプレート:Color快速「みえ」
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速「みえ」
脚注
関連項目
テンプレート:Navbox- ↑ 三重県歴史教育者協議会 編『三重の戦争遺跡 増補改訂版』つむぎ出版、2006年8月15日、314p. ISBN 4-87668-151-1 (83ページの地図より)
- ↑ 2.0 2.1 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2011年1月現在)。
- ↑ 『高茶屋の歩み』1977年3月25日発行 152頁(国鉄高茶屋駅・駅の沿革記載による) 高茶屋小学校創立百周年記念事業実行委員会
- ↑ 天王寺鉄道管理局三十年写真史P177 年表
- ↑ 5.0 5.1 『大阪鉄道局史』P935
- ↑ 『高茶屋の歩み』1977年3月25日発行 116頁 高茶屋小学校創立百周年記念事業実行委員会