飛鳥汁(あすかじる)は仏教伝来前に食べられていた汁物。
飛鳥時代に宮廷へ献上されていた牛乳を入れて作られた料理であるが、仏教伝来により牛乳を使うことがなくなり、廃れた料理。奈良県の郷土料理として給食に使われることがある。具沢山の味噌汁に牛乳を加えたもので牛乳の風味がよく効いた味わいである。
調理上の注意に、牛乳を入れたら絶対に煮立たせないことがある。酒粕を加えたり、すりつぶした胡麻を加えるとおいしくなるともいわれる。
その一方、途絶えた原因が仏教伝来のみではないという人もいる。
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