頸髄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記 頸髄または頚髄(けいずい、cervical spinal cord)は脊髄のうち最も高位の部位であり、頭側は延髄に連続し尾側は胸髄に続く。頚髄下位は胸髄よりも径が大きくこの部分を頚膨大と呼ぶ。ここに上肢の筋群を支配するための二次運動ニューロンの核群があり、灰白質(脊髄前角)が大きいためである。

頚髄の神経髄節は8つあり(C1からC8と呼ぶ)、それぞれから1対の脊髄神経が出ている。主に頚部の表在感覚や呼吸筋群そして上肢の筋・表在感覚を支配している。また頭頚部を支配する交感神経もここから出る。

関連項目

テンプレート:Asbox