頒暦商社(はんれきしょうしゃ)は、明治時代初期に官暦の発行を独占的に行っていた組織。
明治5年(1872年)、文部省主導の下で江戸時代の暦師(弘暦者)を集めて組織された。明治5年11月9日に太陽暦改暦の詔が出され、頒暦商社は大きな損害を受けたが、代わりに明治6年から10年間の官暦出版の独占権を認められた。
明治16年にその期限が切れ、同時に版権が神宮司庁(伊勢神宮)に移されるとともに頒暦商社は「林組」に改組した。明治16、17年は神宮司庁より官暦の製造・頒布を委託されたが、明治18年より独自の暦を製造・頒布するようになった。テンプレート:Japanese-history-stub