雪国 (カクテル)
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雪国(ゆきぐに)は、ウォッカをベースとするカクテルであり、ショートドリンク(ショートカクテル)に分類される。
概要
1959年(昭和34年)に行われた第3回サントリー(当時は「壽屋」)ノーメル賞グランプリ ホームカクテル・コンクールで優勝したカクテル[1]。初めて発表されたのは、1958年(昭和33年)の同コンクール東北大会である。考案者は、山形県酒田市で喫茶店ケルン(Kern)を経営している井山計一。1957年(昭和32年)の冬に考案された。80歳を超える歳ながら2008年(平成20年)12月現在でも現役のバーテンダーとして腕をふるっている。
標準的なレシピ
- ウォッカ - 40ml
- ホワイト・キュラソー - 10ml
- ライム・ジュース (ライム・コーディアル) - 10ml
- ミント・チェリー、あるいは、緑のマラスキーノ・チェリー - 1個
- グラニュー糖 - 少々(グラスをスノースタイルにするため)
作り方
- カクテル・グラス(容量90ml程度)の縁をレモンの切れ端などで湿らせ、平らに敷いたグラニュー糖にふせて付け、スノースタイルとする。
- ウォッカ、ホワイト・キュラソー、ライム・ジュースをシェイクする。
- スノースタイルにしたカクテル・グラスに注ぐ。
- グラスの底にチェリーを沈める。
備考
古いレシピでは、ウォッカ30ml、ホワイト・キュラソー30mlとなっている。