金太郎飴

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ファイル:Papabubble Tokyo's fruit candy.jpg
スペインの金太郎飴と言われるパパブブレのキャンディ

金太郎飴(きんたろうあめ)は、飴細工の一つである。

日本の昔話主人公である金太郎の顔の睫毛や瞳などを含む月代(さかやき)などの色を模した板状のをあらかじめ用意し、切った断面の形になるように各部位に配置した後、適当な太さに細長く伸ばし切断して作られる。全ての工程は飴が熱く柔らかいうちに行われる。

題材は基本的には金太郎の顔だが、金太郎の顔でないキャラクター文字などの場合もある。これも金太郎飴と呼ばれることがある。

但し、正式名称は「組み飴」と言う。名前の由来は、職人が大阪に修行に行った時、大阪では「おかめ」「福助」の絵柄だったが、関東では足柄山が近かった為に名付けられた。

これから派生して、人や意見について、杓子定規で個性がなく全員が同様・無難な内容を答えることを「金太郎飴的」と表現することがある。英語では同趣旨の慣用句として「Cookie-cutter」(クッキーカッター。“どこから見ても同じ見え方”)がある。

脚注

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関連項目

外部リンク