還元算
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還元算(かんげんざん)は算数の文章題の一つ。未知の数量に対して行った計算とその結果をもとに、逆算を用いて元の数量を求める。
例題
Aはカードを何枚か持っていたが、そのちょうど半分を友達にあげ、自分は15枚もらった。さらにその倍になるよう買い足すと50枚となった。Aははじめカードを何枚持っていたか。
解答例
まず、50枚になる前の枚数を求める。2倍して50になる数は
- 50÷2=25
次に、15枚もらう前の枚数を求める。15を足して25になる数は
- 25-15=10
最後に、半分をあげる前の枚数を求める。2で割ると10枚になる数は
- 10×2=20
よって、はじめの枚数は20枚となる。
■答え■ 20枚