通信用語の基礎知識
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通信用語の基礎知識(つうしんようごのきそちしき)は有志によって編纂されインターネット上で公開されている辞典およびそのプロジェクトの名である。2009年後期版の総語数は3万7000語以上。分野は、電子・通信関係を中心として、機械・自然科学・社会・サブカルチャーなど多岐に及ぶ。現在の正式なタイトルは「通信用語等(ォ の基礎知識」。
公開データの原本はテキスト形式であるが、検索ツールや様々な形式へ加工済みデータ、ウェブ上での検索サイトなど、様々な周辺環境の提供がメンバー/第三者によって行われている。また、データを収録したDVD-ROM(2007年前期版まではCD-ROM)の実費での通信販売も行われている。
もとは、パソコン通信の全盛期にテキストファイルとして流布されていた「波動用語の基礎知識」という用語集編纂プロジェクトである。サブカルチャーに没頭した人々の様子を意味する「波動」を冠しているように、パソコン通信とサブカルチャーに関する用語集であった。URLの"WDIC"もこの頃からファイル名などに使用されていたもので、"Wave DICtionary"を意味する。
管理人は「公平性は重視する」が、「中立などと言うものは存在しない」「日本人が日本人のために作った」と主張している[1]。
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