軍艦奉行
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軍艦奉行(ぐんかんぶぎょう)は、江戸時代後期、幕末に江戸幕府により設置された役職名の事である。
1859年に設置される。幕府海軍を統括し、軍艦の製造・購入や操錬技術者の育成などを管轄する。1860年には咸臨丸を出航させる。
歴代
- 永井尚志(1859年)
- 水野忠徳(1859年)
- 井上清直(1859年 - 1862年)
- 木村嘉毅(1859年 - 1863年、1867年 - 1868年)
- 内田正徳(1862年 - 1863年)
- 松平乗原(1863年)
- 勝海舟(1864年、1866年 - 1868年)
- 堀利孟(1864年)
- 小栗忠順(1864年 - 1865年)
- 木下利義(1865年 - 1867年)
- 石野則常(1865年 - 1866年)
- 岡部長常(1865年)
- 藤沢次謙(1866年 - 1867年)
- 赤松範静(1867年 - 1868年)
参考
- 高橋典幸他著『日本軍事史』吉川弘文館、2006年。ISBN 978-4642079532