貨幣博物館
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テンプレート:Infobox Museum 貨幣博物館(かへいはくぶつかん)は、日本銀行金融研究所内の2階フロアに設置されている博物館。1982年(昭和57年)に日本銀行創立100周年を記念して設置され、1985年(昭和60年)11月に開館した[1]。
概要
日本銀行本店に隣接し、館内には古代から現在に至るまでの「日本の貨幣史」、世界の貨幣・紙幣を紹介する「さまざまな貨幣」、および「テーマ展示コーナー」からなる[1]。発掘された貨幣や、軍票、記念硬貨などが順路毎に約4000点展示されている[2]。また、1億円分の紙幣の重さを体験出来るコーナーもある。
日本銀行が収集してきた日本および国外の貨幣類と、田中啓文から寄贈された「銭幣館コレクション」がもとになっている[1]。
施設内順路
古代から現代にかけて、貨幣・紙幣の実物(一部は複製)と資料を合わせ、貨幣制度の移り変わりを展示している[1]。
- 古代
- 物々交換から物品貨幣へ
- わが国における貨幣発行の開始
- 中世
- 中国銭の使用
- 近世
- 江戸時代幣制の芽生え
- 独自の幣制の成立
- 幣制の安定と動揺
- 近現代
- 明治初期の幣制混乱
- 円の誕生
- 日本銀行の成立
- 金本位制度から管理通貨制度へ
- テーマ展示コーナー
- さまざまな貨幣
- 海外の貨幣・紙幣など