藤原 真従(ふじわら の まより、旧字体:眞從、?-749年)は、奈良時代の貴族。藤原南家、藤原仲麻呂の長男[1]。母は藤原房前の娘藤原宇比良古。
天平勝宝元年(749年)4月正六位下から従五位下に昇叙。同年8月に中務少輔に任ぜられたが、早世した。
真従の妻粟田諸姉は、のちに大炊王(のちの淳仁天皇)と再婚した。
脚注
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- ↑ 一部の書籍に訓儒麻呂を仲麻呂の長男とするものがあるが、従五位下への叙爵時期(真従:天平勝宝元年(749年)、訓儒麻呂:天平宝字2年(758年))の差により真従を長男とするのが正しいと考えられている。