線審
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
線審(せんしん)、またはラインズマン (英:linesman) は、球技における審判員の種類のひとつ。主として競技場に引かれた線(ライン)と、ボールとの位置関係を判定する役割を担う。
野球における線審
テンプレート:Seealso 6人審判制においてライトとレフトに各1名配置される審判員を線審または外審と呼ぶ。
サッカーにおける線審
テンプレート:Seealso サッカーで両方のタッチライン際に配置される審判員はかつて線審 (linesman) と呼ばれていたが、その権限が拡大したこと、また女性審判の登場で "man" の呼称がふさわしくないとの意見もあり(後に女性の線審を意味する「ラインズウーマン (lineswoman)」、男女を区別しない「ラインズパーソン (linesperson)」という用語が一時的に使用された。)、1996年に国際サッカー連盟が副審 (assistant referee) と呼称を変更した。[1]
テニスにおける線審
テニスにおける線審は複数名配置されており、ライン毎で判定を主審に伝える役割を担っている。なお、線審の人数は大会毎に異なり、ウィンブルドンでは最大9人配置される。
バレーボールにおける線審
テンプレート:Seealso バレーボールにおける線審は4名配置されている。コートの4角[2](左側サイドラインの真後方、エンドライン右側の真後方にそれぞれ2名ずつ)で、統一された色(赤もしくは黄色)の旗を持っている。