紀元前353年
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テンプレート:Yearbox 紀元前353年は、ローマ暦の年である。当時は、「ペティクスとポプリコラが共和政ローマ執政官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元401年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前353年と表記されるのが一般的となった。
できごと
ペルシア帝国
ギリシア
- フォキス勢が北上して、テッサリアを脅かした。マケドニア王ピリッポス2世は、南進する機会をうかがっていた。
- 黒海に面したギリシアの植民都市ヘラクレアの僭主クレアルコス (Clearchus of Heraclea) が、12年間の統治の末に、キオン (Chion of Heraclea) に率いられた一部の市民たちによって殺害された。襲撃した者の多くは、その場で護衛たちによって殺され、捕らえれた者たちも結局処刑された。短期間のうちに、クレアルコスの兄弟であったサテュロスが実権を握り、新たな僭主となった。
誕生
死去
- ヘラクレアのクレアルコス - ヘラクレア・ポンティカの僭主(暗殺)(紀元前401年ころ生)
- イフィクラテース - アテナイの将軍(紀元前418年ころ生)
- マウソロス - カリア王、アケメネス朝ペルシア帝国のサトラップ(太守)