紀伊長島町
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テンプレート:Infobox 紀伊長島町(きいながしまちょう)は、三重県南部の北牟婁郡(きたむろぐん)にあった町。2005年10月11日に、隣の海山町と合併して紀北町となり、合併特例法で定められた地域自治区制度を導入して紀北町紀伊長島区となった。
主な産業として、黒潮の恩恵を受けて漁業が盛ん。気候は温暖で雨が多い。熊野灘レクリエーション都市開発を進めており観光立町を目指している。世界遺産熊野古道がある。毎年7月には海のねぶたと呼ばれる巨大燈籠と花火の祭典燈籠祭が開催される。
三重県内にはもうひとつ県北部に長島温泉やナガシマスパーランドで知られる桑名郡長島町(現:桑名市長島町)が存在していた。こちらは旧伊勢国にあり伊勢長島と称されることも多い。
目次
地理
- 河川: 赤羽川、有久寺川、志子川、片上川、尾山川、萩原川
隣接していた自治体
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、近世以来の長島浦が単独で自治体を形成して長島村が発足。
- 1899年(明治32年)2月21日 - 長島村が町制施行して長島町となる。
- 1950年(昭和25年)12月15日 - 長島町が二郷村を編入。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 長島町・三野瀬村が合併し、改めて長島町が発足。
- 1955年(昭和30年)2月5日 - 長島町が赤羽村を編入。
- 1970年(昭和45年)8月1日 - 長島町が改称して紀伊長島町となる。桑名郡長島町(現・桑名市)との混同を避けるためと思われる。
- 2005年(平成17年)10月11日 - 海山町と合併して紀北町が発足。同日紀伊長島町廃止。
行政
- 町長:奥山始郎
広域行政
姉妹都市・提携都市
国内
教育
高校
中学校
- 赤羽中学校
- 紀北中学校
小学校
- 赤羽小学校
- 海野小学校
- 志子小学校
- 西小学校
- 東小学校
- 三浦小学校
交通
鉄道
バス
一般国道
旧跡・城
- 長島城址