立山黒部貫光無軌条電車線
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|} 立山黒部貫光無軌条電車線(たてやまくろべかんこうむきじょうでんしゃせん)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺大観峰にある標高2450 mの室堂平の中央に位置する室堂駅から、立山ロープウェイとの連絡駅の大観峰駅までを結ぶ立山黒部貫光の無軌条電車線(トロリーバス)である。立山黒部アルペンルートの一部を構成する。通称は立山トンネルトロリーバスで、全区間、立山直下の立山トンネルの中を通る。
路線データ
- 路線距離(営業キロ) : 3.7 km
- 駅数 : 3駅(起終点駅含む)
- 複線区間 : 全線単線
- 電化方式 : 直流600 V
- 閉塞方式 : 自動信号式(到着台数をチェックして区間開通を確認)
- 続行運転が行われ、また鉄道線のように軌道回路を設けることができないので、出発時には一定時間進行信号を現示してその間に出発させ、台数をカウントする。
運行形態
大観峰 - 室堂間の所要時間は10分。 冬期は運休する。
車両
ディーゼルバス時代はいすゞ自動車製の大型バス(車体は富士重工業製)を使用していて、途中1984年ごろに更新し、トロリーバス化される1996年まで使用されていた。
歴史
- 1965年(昭和40年)6月30日 - 専用自動車道の工事施行の認可を受ける[1]。
- 1971年(昭和46年)4月25日 - 立山トンネルバス 室堂 - 大観峰間ディーゼルバスで営業開始。
- 1996年(平成8年)4月23日 - トロリーバス化。ディーゼルバスからの転換とはいえ観光用トロリーバスとしては日本で2路線目で、トロリーバスの新規路線開設は32年ぶり。
駅一覧
接続路線
- 室堂駅:立山黒部貫光立山高原バス
- 大観峰駅:立山ロープウェイ
脚注
関連項目
外部リンク
- 立山トンネルトロリーバス - 立山黒部アルペンルート
- ↑ 1965年(昭和40年)7月16日運輸省告示第242号「専用自動車道の工事施工を認可した件」