秩父路 (列車)
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(秩父路から転送)
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急行「秩父路」(6000系)
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急行「秩父路」(3000系・2006年まで運用)
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急行「秩父路」(300系・1992年まで運用)
秩父路(ちちぶじ)とは秩父鉄道が秩父本線の羽生駅・熊谷駅 - 影森駅・三峰口駅間で運行する急行列車の名称。
運行概況
秩父鉄道唯一の速達列車。主に朝夕に運転され、ビジネス急行としての性格が強いが、秩父への観光客輸送の一端も担う。車両は原則としてクロスシートを装備した6000系が使用されている。
全車自由席で、急行料金は現在、200円(小児は半額の100円)で、立席やロングシート車による代走であっても急行券が必要となる。但し、野上駅‐長瀞駅間や秩父駅‐御花畑駅‐影森駅間のように連続停車する区間のみを利用する場合は急行料金は不要となっている。
また、観光シーズンやイベント開催時には、「秩父路」の愛称を変更して運行する場合がある。主なものは下記のとおりである。
- 1月1日 - 3日:「開運」号
- 1月中旬 - 2月中旬:「ロウバイ」号
- 3月下旬 - 4月上旬:「さくら」号
- 4月下旬 - 5月上旬:「芝桜」号
- 7月20日:「秩父川瀬祭」号
- 11月「ちちぶ荒川新そばまつり」開催日:「そばまつり」号
- 12月3日:「秩父夜祭」号
なお、「さくら」号と「そばまつり」号は武州中川駅に臨時停車する[1]。また、「開運」号、「ロウバイ」号、「芝桜」号として運行される場合、駅窓口販売分の急行券はイラスト入りのものが発行される。
停車駅
羽生駅 - 行田市駅 - 熊谷駅 - 武川駅 - 寄居駅 - 野上駅 - 長瀞駅 - 皆野駅 - 秩父駅 - 御花畑駅 - 影森駅 - 三峰口駅
- 影森駅は2010年3月6日のダイヤ改正より全列車が停車するようになった。
- 多くの列車は影森駅・熊谷駅止まりとなっており、2013年3月のダイヤ改正から平日の羽生 - 熊谷間は1往復、影森 - 三峰口間の運用はなくなった。
使用車両
- 現用車両
非常時には5000系、7000系、7500系などが代走する。
- 過去の使用車両
沿革
- 1969年(昭和44年):熊谷駅 - 三峰口駅間で運転開始
- 1985年(昭和60年)3月14日:準急を格上げする形で、上りのみ影森始発を設定、影森~御花畑間は普通扱い
- 1986年(昭和61年)11月1日:今改正より武川駅に停車
- 1992年(平成4年):300系の老朽化に伴い、使用車種を3000系に変更
- 1998年(平成10年)3月26日:今改正より野上駅に停車
- 2005年(平成17年):羽生駅乗り入れ開始
- 2006年(平成18年)3月15日:6000系が運用開始
- 11月25日:3000系の運用終了
- 2007年(平成19年)3月6日:ワンマン運転開始
- 2010年(平成22年)3月6日:ダイヤ改正。影森駅に終日停車開始。平日は夕方1本を除きすべて影森駅発着になる
脚注
- 元の位置に戻る ↑ 前者はシダレザクラのある清雲寺の最寄り駅であるため。後者はちちぶ荒川新そばまつり会場の最寄り駅であるため。