牧野雅彦
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牧野 雅彦(まきの まさひこ、1955年 - )は、日本の政治学者。専門は、政治思想史。
神奈川県生まれ。神奈川県立横須賀高等学校、京都大学法学部卒業後、名古屋大学大学院法学研究科修了。名古屋大学法学部助手・助教授などを経て、現在、広島大学法学部教授。
著書
単著
- 『ウェーバーの政治理論』(日本評論社, 1993年)
- 『政治思想への招待』(日本評論社, 1999年)
- 『責任倫理の系譜学――ウェーバーにおける政治と学問』(日本評論社, 2000年)
- 『共存のための技術――政治学入門』(日本評論社, 2002年)
- 『はじめての政治学――子どもと語る政治とのつきあい方』(平凡社[平凡社新書], 2003年)
- 『歴史主義の再建――ウェーバーにおける歴史と社会科学』(日本評論社, 2003年)
- 『マックス・ウェーバー入門』(平凡社[平凡社新書], 2006年)
- 『国家学の再建――イェリネクとウェーバー』(名古屋大学出版会、2008年)
- 『ヴェルサイユ条約――マックス・ウェーバーとドイツの講和』(中央公論新社[中公新書]、2009年)
- 『ロカルノ条約――シュトレーゼマンとヨーロッパの再建』(中央公論新社[中公叢書]、2012年)
訳書
- ヴォルフガング・J・モムゼン『マックス・ヴェーバーとドイツ政治 1890-1920』(未來社, 1993年-1994年)