湯河原パークウェイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:座標一覧 湯河原パークウェイ(ゆがわらパークウェイ)は、神奈川県湯河原町の奥湯河原温泉付近から同町の湯河原峠付近を結ぶ一般自動車道事業による有料道路である。伊豆箱根鉄道が経営している。
2006年(平成18年)4月1日現在の通行料金は普通車で470円(1kmあたりの単価は82.5円)。1日平均通行台数は623台。
概要
- 起点:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上字城ヶ尾784-1
- 終点:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上字竹の沢800(静岡県道 熱海箱根峠線交点)
- 延長:5.7km
- 車線数:2
- 営業時間:6:00 - 22:00
- 事業者:伊豆箱根鉄道株式会社
地理及び道路の現況
関東の温泉地として名高い湯河原地区から、神奈川県立奥湯河原自然公園の中を通り、眼下に相模灘を望みながら湯河原峠へ至る観光要素の高い道路である。
一方、当路線は伊豆箱根鉄道が自社路線バスの専用道路として建設を進めた経緯から、急勾配ながら比較的線形も良く、短距離になるようにルートを設定している。このため、カーブの連続する点では同様ながら、併走する緩勾配・長距離の県道(湯河原箱根仙石原線:椿ライン)に対するバイパス的な要素も強い。
道路運送法を根拠法令とする自動車道であるが、125cc以下の二輪車は通行が禁止されている。また、営業時間外となる夜間は両端のゲートが閉鎖されるため通行できない。なお、除雪体制が貧弱なため、冬期降雪時においては周辺道路に比べ復旧までに時間を要する傾向にある(場合によっては通行止になる)。
沿革
- 1964年(昭和39年)4月12日:専用自動車道として供用開始(伊豆箱根鉄道路線バス専用)。
- 1964年(昭和39年)12月27日:約款変更により一般自動車道として一般供用開始。
- 1986年(昭和61年)9月:大規模な地滑りが発生し営業休止(全線通行止)。
- 1989年(平成元年)7月:全面復旧し3年振りに営業再開。
- 2007年(平成19年)9月7日:土砂崩れが発生し全線通行止。
- 2007年(平成19年)9月23日:全面復旧し営業再開。
なお、道路運送法に基づく専用自動車道事業・一般自動車道事業については「自動車道」を参照されたい。
料金所など
- 奥湯河原ゲート([[[:テンプレート:座標URL]]35_9_55.6_N_139_3_32_E_region:JP&title=%E6%B9%AF%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4+%E5%A5%A5%E6%B9%AF%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88 地図]、湯河原町道を経て神奈川県道 湯河原箱根仙石原線)
- 湯河原峠料金所([[[:テンプレート:座標URL]]35_10_1_N_139_1_45_E_region:JP&title=%E6%B9%AF%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E5%B3%A0%E6%96%99%E9%87%91%E6%89%80 地図]、1ブース2レーン・ETC非対応)
- 湯河原峠ゲート([[[:テンプレート:座標URL]]35_10_1_N_139_1_43_E_region:JP&title=%E6%B9%AF%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4+%E6%B9%AF%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E5%B3%A0%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88 地図]、静岡県道 熱海箱根峠線・箱根ターンパイク大観山線)