浪岡駅
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ファイル:Apple tree in Appiness.jpg
「あぴねす」に展示されたりんごの木
浪岡駅(なみおかえき)は、青森県青森市浪岡大字浪岡字細田[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である。
歴史
- 1894年(明治27年)12月1日 - 官設鉄道(国鉄)の駅として南津軽郡浪岡村に開業[1]。
- 1936年(昭和11年)3月29日 - 二代目駅舎落成[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 八戸 - 弘前間で運行を開始した特急「つがる」の一部列車の停車駅となる。
- 2009年(平成21年)11月8日 - 新駅舎のJR利用部分の供用開始。
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
直営駅である(早朝夜間駅員不在、夜間連絡先は弘前駅)、駅員3名配置(駅長配置)。要員が足りないときは弘前駅からの助勤要員が業務に当たる。管理駅でもあり、2010年3月31日までは大釈迦駅 - 津軽新城駅間の各駅を管理下に置いていた。現在これらの駅は弘前駅が管理し、当駅は自駅のみの単駅管理となっている。
駅舎にはみどりの窓口(営業時間:6時45分 - 12時15分、13時15分 - 18時00分)、自動券売機2台、乗車駅証明書発行機、キオスク(営業時間:6時30分 - 12時00分、13時30分 - 18時00分)がある。
駅前周辺整備事業に合わせ、駅舎が建て替えられ、2009年11月からJRの駅舎部分の使用を開始して[5]、2010年4月25日からは地域交流センターの「あぴねす」が開設されて全面開業した[5]。また、同敷地内に、りんご園地や低温熟成施設も順次供用開始をした。
のりば
1 | テンプレート:Color奥羽本線(下り) | 川部・弘前方面 |
2 | テンプレート:Color奥羽本線(上り) | 津軽新城・青森方面 |
3 | テンプレート:Color奥羽本線 | (待避線) |
利用状況
- 2013年度の乗車人員は1日平均1,090人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 1,190 |
2001年 | 1,106 |
2002年 | 1,094 |
2003年 | 1,078 |
2004年 | 1,045 |
2005年 | 1,074 |
2006年 | 1,039 |
2007年 | 1,019 |
2008年 | 1,029 |
2009年 | 1,026 |
2010年 | 1,047 |
2011年 | 1,089 |
2012年 | 1,080 |
2013年 | 1,090 |
駅周辺
- 青森県道34号五所川原浪岡線
- 青森県道235号浪岡停車場線
- 青森県道13号大鰐浪岡線
- 青森県道285号浪岡藤崎線(旧国道7号線)
- 青森銀行浪岡支店
- 青森県立浪岡高等学校
- 青森市役所浪岡庁舎 - 県道235号線から市道停車場稲村線を利用。
- 青森南警察署
- 青い森信用金庫浪岡支店
- 浪岡郵便局
- 浪岡温泉
バス路線
- 青森市営バス
- 弘南バス
- 浪岡地区コミュニティバス
- 増館線
- 下石川線
- 大釈迦線
- 王余魚沢線
- 細野線
- 本郷線
その他
- 東北新幹線開業前は「しらゆき・きたかみ」「千秋」「むつ」「こまくさ」「しもきた」「深浦」などの一部の急行列車が、開業後は特急「はつかり」(季節列車)「たざわ」(一部列車のみ)や急行「津軽」「むつ」[6]が停車していたが、前述のとおり現在はすべての優等列車(特急)が通過する。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color奥羽本線
- テンプレート:Color快速
- テンプレート:Color普通
- 北常盤駅 - 浪岡駅 - 大釈迦駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 1.0 1.1 JR東日本:各駅情報(浪岡駅)、東日本旅客鉄道株式会社公式ホームページ、2012年1月1日閲覧
- ↑ 1936年(昭和11年)3月30日付『東奥日報』朝刊第1面、テンプレート:Cite web〔「浪岡駅落成の3日前、2・26事件がありました。」と矛盾する記述をしているが、落成式は3月29日が正しい。〕
- ↑ 交通新聞社発行小型全国時刻表2012年5月号726ページと732ページから
- ↑ 交通新聞社発行小型全国時刻表2013年4月号と2014年3月号の726ページと732ページから
- ↑ 5.0 5.1 「浪岡駅・地域交流センター「あぴねす」新築」『鉄道建築ニュース 2010年12月号』、鉄道建築協会、2010年、40頁
- ↑ 急行「むつ」の停車は、特急「たざわ」の秋田駅以北への延長前のことで、「むつ」の特急格上げ後は通過となった。