沖縄銀行

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株式会社沖縄銀行(おきなわぎんこう、The Bank of Okinawa, Ltd.)は、沖縄県那覇市久茂地に本店を置く、信託併営の地方銀行

概要

沖縄県の指定金融機関を、琉球銀行とともに、隔年ごとの指定で受けている。また、同県内の各市町村で、同行が指定金融機関となっているところも多い(他の金融機関との輪番制の場合もある)。地銀協加盟行では、1956年(昭和31年)と新しい年代に設立されているが、いわゆる「戦後地銀」の制度に基づいて設立されたものではない。

日本格付研究所より「A+」(シングルAプラス)を取得。

全国初の三大疾病保障付住宅ローンやスモールビジネスローンなどリテール部門を強化。また一部ローン(証書貸付型)商品を利用する際、日本赤十字社献血手帳や完走(歩)証明書を店頭に提示すると借入利率が最大2%優遇されるサービスを行っている。ネーミングは「がんじゅう割引」。また、現在も信託業務の併営が認められており、「金銭信託ゆとり」を取り扱っている。

近年、支店の新築移転を積極的に実施(例:コザ支店)しているほか、統廃合で無人ATM化した店舗を再有人化(豊見城支店豊見城団地出張所→豊見城団地支店→閉店・無人ATM化→豊見城支店とよみ出張所再開設)、またマルチメディアキオスク(MMK)「うちな~ネット」による共同ATMを増設をするなどしている。

かつては大阪支店を開設していたが廃止となった。現在、県外店舗は東京支店(東京都中央区八重洲)のみとなっている。

沿革

  • 1956年(昭和31年)6月 - 設立。
  • 1956年(昭和31年)7月 - 営業開始。
  • 1959年(昭和34年)5月 - 信託業務を開始。
  • 1963年(昭和38年)8月 - 三和相互銀行を買収。
  • 1964年(昭和39年)4月 - 東洋相互銀行を合併。
  • 1971年(昭和46年)10月 - 南陽相互銀行を合併。
  • 1972年(昭和47年)5月 - 沖縄の本土復帰に伴い、日本の銀行法による免許銀行となる。
  • 1987年(昭和62年)10月 - 東京証券取引所第2部、福岡証券取引所上場。
  • 1989年(平成元年)9月 - 東証1部に指定。
  • 2010年(平成22年)1月 - 個人向けインターネットバンキングの通常店舗利用者の月額基本利用手数料が無料化。
  • 2011年(平成23年)2月 - 19年ぶりとなる新店舗、八重瀬支店を八重瀬町に開設[1]

ATM提携関連

JAおきなわATM相互提携サービスを行っている。 沖縄銀行のカードでJAおきなわのATMを利用した場合、逆にJAおきなわのカードで沖縄銀行のATMを利用した場合ともに自行カード扱いとなる。

また、同行と沖縄海邦銀行コザ信用金庫・JAおきなわと合同で、マルチメディアキオスク(MMK)「うちな~ネット」による共同ATMも展開している。
注:なお、これまで沖縄県労働金庫も「うちな~ネット」共同ATM提携に参加していたが、同労金が他行ATMキャッシュバックサービス実施を始めることに合わせ、2010年(平成22年)10月以降順次撤退することになった[2]

社史・記念誌

  • 沖縄銀行25年の歩み(沖縄銀行・編) 1981年(昭和56年)7月発行、155ページ。
  • 沖縄銀行三十年史(沖縄銀行30年史編纂室・編) 1987年(昭和62年)5月発行、526ページ。

脚注

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外部リンク


テンプレート:地方銀行

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  1. 沖銀が八重瀬支店 琉球新報2月22日付
  2. 沖縄県労働金庫による案内より